法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)アメリカ政治史Ⅱアメリカ政治史Ⅱ
中野 勝郎Katsurou NAKANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0899 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
U.S. Political History from Late-19th century to the Present Day
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目は「歴史・思想」の科目群に属する科目です。アメリカ合衆国の政治を歴史的に考察します。
本年度は、19世紀末から現代までのアメリカ史について講義します。
到達目標Goal
われわれの目に映る現代のアメリカ合衆国は、どのような経緯を経ていまの姿をとるようになったのかを検討するのが本授業の目的です。
合衆国において、どのような争点をめぐって政治がおこなわれ、どのような価値観・イデオロギー・理念のなかで人びとは自分たちの社会を捉えてきたのかという観点から、アメリカ史を辿ります。
アメリカ合衆国は、理解することがむずかしい国です。この授業によって、「アメリカ合衆国とはなにか」という問いにたいする答えを出すことはできないと思いますが、その問いに答えるための補助線を身につけることはできると思います。
また、このような作業をとおして、日本に住むあなたたちが、自分たちの国や社会について思いを巡らせ、「自分たちは何者であるのか」を考える視点を築くための材料を得ることも、この授業の目的です。
The goal of this course is to enhance your understanding of how the U.S.has become what it is now.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には、教室での対面授業を行なう予定ですが、新型コロナウイルスの感染状況や授業の進行具合によっては、オンライン授業に切り替えることがあります。
オンライン授業の場合、リアルタイムではなく、あらかじめ収録していた授業をYouTubeで限定配信します。YouTubeのURLは授業日までにHOPPIIにアップします。
授業にかんする情報も、すべて、HOPPIIにアップします。
受講者は、毎回、質問・コメントなどを記したリアクションペーパーを提出してください。それについては、次回までにHOPPIIをとおして回答します。
(すぐれたリアクションペーパーは、成績評価の際に加味します)
In-person lecture
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:トルーマン・ドクトリン
冷戦の発生
第2回[対面/face to face]:冷戦期のアメリカの「国体」
国体としてのニューディール体制の確立
第3回[対面/face to face]:アイク政権とケネディ政権
冷戦の進行
第4回[対面/face to face]:対抗文化の時代
「国体」への異議申し立て
第5回[対面/face to face]:ニューディール体制の自壊?
「国体」の衰退
第6回[対面/face to face]:レーガンの登場
保守主義の台頭
第7回[対面/face to face]:新国際秩序の模索
冷戦の終焉
第8回[対面/face to face]:第三の道?
民主党の変容
第9回[対面/face to face]:アメリカの世紀
唯一の超大国
第10回[対面/face to face]:9・11後のアメリカ
新保守主義の外交
第11回[対面/face to face]:Yes I Can
オバマ政権下のアメリカ政治
第12回[対面/face to face]:トランプの登場
アメリカ社会の分断
第13回[対面/face to face]:America Now
アフター・トランプ
第14回[対面/face to face]:「アメリカの世紀」再訪
アメリカは「帝国」だったのか
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に適宜参考文献を指示しますので、それを読むようにしてください。
とりわけ、教科書は、読んでいることを前提にして授業しますので、授業中にはその内容について触れない場合もあります。ですから、教科書は必読です。
Before/after each class meeting, students will be expected to spend a few hours to understand the course content.
テキスト(教科書)Textbooks
齋藤眞・古矢旬『アメリカ政治外交史 第二版』(東京大学出版会、2012年)
(齋藤眞『アメリカ政治外交史』(東京大学出版会、1975年)でも構いません。ただし、第11章、第12章、終章が欠けています)。
購入は必須ではありませんが、この教科書を読んでいることを前提に授業をおこないます。
参考書References
授業中適宜紹介します。
資料は、コピーして配布します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末試験(100%)
Grading will be decided on the term-end examination only.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ノートを取りやすいように心がける。
その他の重要事項Others
この授業は、アメリカ政治史Ⅰの続編です。できるだけ、両方の科目を履修するようにしてください。