法学部Faculty of Law
POL100AD(政治学 / Politics 100)旧ソ連諸国の政治と社会Ⅱ旧ソ連諸国の政治と社会Ⅱ
溝口 修平Shuhei MIZOGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0716 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The former Soviet countries have experienced various courses of political and economic transformation after the collapse of the Soviet Union. In this course, we will explore several aspects of post-Soviet Russian politics in detail. The course puts emphasis on studying the above topics from theoretical perspectives. We will deal with the following questions: What are the peculiarities of Russia’s presidential system? Why has President Putin been so popular for a long time? Students will be required to pass both midterm and final exams.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
20世紀末にソ連が崩壊したことによって、15の独立国家が誕生した。これらの国々は、かつて同一国家であったという歴史を共有しているが、現在の政治のあり方は様々である。本講義では、ソ連崩壊後のロシア政治を中心に扱う。
比較政治学の理論的研究を参照しながら、ロシアの政治制度がどのようなものかを考えるとともに、ロシアとウクライナをめぐる問題がなぜ発生したのかを理解することを目指す。
到達目標Goal
1.ロシアの政治制度の基本的特徴を説明できる。
2.比較政治学の理論的研究に基づいて、ロシアの特殊性と他地域との共通点を説明できる。
3.ロシアとウクライナの関係の歴史的背景、ウクライナ危機の原因を説明できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回配布する資料に基づいて講義形式で行います。リアクションペーパーを配布して授業内容の理解度を確認するとともに、質問等については翌週の授業でフィードバックします。
授業は原則として対面で行いますが、場合によってはオンライン授業を併用する可能性があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
授業の概要説明、参考文献の説明
2[対面/face to face]:ロシアの体制転換
ソ連崩壊後のロシアにおける憲法制定と政治制度の特徴について
3[対面/face to face]:執政制度
ロシアの大統領制の特徴について
4[対面/face to face]:市場と国家(1)
ソ連末期からの市場経済化とその結果について
5[対面/face to face]:市場と国家(2)
現在のロシアの企業と国家の関係について
6[対面/face to face]:議会制度と政党システム
議会制度の特徴と政党システムの変化について
7[対面/face to face]:中央・地方関係
連邦制の特徴とその変化について
8[対面/face to face]:ロシアと旧ソ連諸国の関係
在外ロシア人、移民問題について
9[対面/face to face]:ロシアとウクライナの関係(1)
ロシアとウクライナの関係の歴史、ソ連崩壊後の変化について
10[対面/face to face]:ロシアとウクライナの関係(2)
ウクライナ危機について
11[対面/face to face]:ロシアとウクライナの関係(3)
クリミア併合とドンバス紛争について
12[対面/face to face]:ロシア政治の現状(1)
ウクライナ危機後のロシアについて
13[対面/face to face]:ロシア政治の現状(2)
プーチン体制の支持基盤の変化について
14[対面/face to face]:ロシア政治の現状(3)
ロシアの憲法改正について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で関心を持ったテーマについて、自分で調べて知識を深めていく習慣をつけること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし
参考書References
開講時に指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(30%)
期末テスト(70%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回リアクション・ペーパーを配布し、そこで出された質問に次回の授業でできる限り答えるようにしています。
担当教員の専門分野等
<専門領域>比較政治学、旧ソ連諸国の政治外交
<研究テーマ>旧ソ連諸国の体制転換、権威主義体制における憲法の役割
<主要研究業績>
①「大統領任期延長の正統性ー旧ソ連諸国における長期独裁政権の誕生」『国際政治』第201号、114-129頁、2020年。
②『ロシア連邦憲法体制の成立-重層的転換と制度選択の意図せざる帰結』北海道大学出版会、2016年。
③『連邦制の逆説?——効果的な統治制度か』ナカニシヤ出版、2016年(共編著)。
など