法学部Faculty of Law
ECN100AC(経済学 / Economics 100)財政と金融Ⅰ財政と金融Ⅰ
島澤 諭Manabu SHIMASAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0606 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Japan is currently facing a number of challenges, including (1) coping with the declining birthrate and aging population, (2) dealing with fiscal reconstruction, and (3) stabilizing the financial system. In this lecture, we will study the actual situation and basic theories on economic activities of the government and financial institutions, and then refer to data on the actual Japanese fiscal and financial situation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本は現在、①少子化、高齢化の進展への対応、②財政再建への対応、③金融システムの安定化、といった多くの課題を抱えている。本講義では、政府や金融機関の経済活動に関する実態及び基礎的理論について踏まえた後、現実の日本財政や金融についてデータを参照しながら学習する。
到達目標Goal
市場主義経済における政府の役割について、どのような考え方があるのかを理解する。また、日本の財政や金融を取り巻く問題を把握する。その上で、政府の役割と日本の財政がどうあるべきかまた今後どうあるべきかについて、自分なりの意見を持てるようになるための論理的思考力、分析能力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現在のところ、基本的には講義資料に沿って講義を進めることを予定している。参考文献がある時にはその都度指示する。また、各回のテーマは以下を予定するが、受講生の知識・理解度を勘案し、必要に応じて授業スピードの変更を行う。
最終授業で、13回までの講義内容を振り返り、授業内で行った課題に対する講評や解説を行う
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
ガイダンス
第2回[対面/face to face]:財政の役割(1)
経済活動と政府、財政の役割、大きな政府と小さな政府
第3回[対面/face to face]:財政制度(1)
財政と法律、予算制度
第4回[対面/face to face]:財政制度(2)
財政投融資、地方財政制度
第5回[対面/face to face]:通貨金融についての基礎知識(1)
金融の概念、金融機関の役割
第6回[対面/face to face]:通貨金融についての基礎知識(2)
通貨の概念、通貨の供給、通貨の需要
第7回[対面/face to face]:金融・資本市場(1)
相対市場と公開市場、短期金融市場と長期金融市場
第8回[対面/face to face]:金融・資本市場(2)
金融派生商品市場、オンショア市場とオフショア市場
第9回[対面/face to face]:日本の財政問題(1)
財政赤字の累増、財政赤字の構造的要因
第10回[対面/face to face]:日本の財政問題(2)
財政赤字の問題点
第11回[対面/face to face]:政府支出の理論と実際(1)
政府支出の理論
第12回[対面/face to face]:政府支出の理論と実際(2)
政府支出の膨張要因、政府支出の構造
第13回[対面/face to face]:租税の原則と経済効果(1)
税の役割と租税原則、公平な税とは、課税と経済効率
第14回[対面/face to face]:全体のまとめと復習
全体のまとめと復習
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備・復習時間は、各4時間を目安とする。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
受講者が授業を補完するために勉強する場合は、以下の文献が参考となる。
(1)井堀利宏『財政学(第4版)』新世社
(2)畑農鋭矢、林正義、吉田浩『財政学をつかむ』有斐閣
(3)釣雅雄、宮崎智視『グラフィック財政学』新世社
(4)小黒一正等『財政学15講』新世社
(5)林宜嗣等『財政学(第4版)』新世社
成績評価の方法と基準Grading criteria
現在のところ、平常点(授業に臨む態度、積極度)(40%)と期末レポート(60%)で評価することを予定。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
経済企画庁(現内閣府)の行政官として官庁エコノミストとして様々な政策立案や執行に携わった経験等も踏まえて講義する。