法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)憲法Ⅳ憲法Ⅳ
國分 典子Noriko KOKUBUN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0573 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course will focus mainly on the issues of the constitutional review system, the fiscal system, and the national security under the Constitution of Japan.
At the end of the course, students are expected to develop the ability to think and judge political issues in Japan from a legal perspective
Before and after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process: mid-term examinations (20%) and term-end examination (80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「行政・公共政策と法」コースに位置づけられる科目として、日本国憲法のトピックのうち、違憲審査制、安全保障、財政などの論点について講義を行います。授業では、比較憲法的な視点も踏まえながら、近代立憲主義とその現代的変容という視点から、日本国憲法がどのような民主主義および立憲主義のあり方を想定しているのかをを学んでいきます。
到達目標Goal
日本国憲法における違憲審査制、安全保障の問題、憲法保障、財政に関する論点を理解するようにします。またそれらを通じて、現代日本における政治的な問題について法的視点から考え、判断できる能力を養います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は講義形式で行います。レジュメと資料を適宜配布し、レジュメに沿って進行します。
学期中に2回ほど〇×式の理解度確認テストを学習支援システム上で行い、フィードバックも同システム上で行う予定です。質問は質問コーナーの時間を設けてお答えするほか、個別にメールでも随時受け付け、メールでお答えします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンスと違憲審査制(1)
違憲審査制の歴史と諸類型
2[対面/face to face]:違憲審査制(2)
憲法訴訟の基礎
3[対面/face to face]:違憲審査制(3)
憲法判断の方法
4[対面/face to face]:違憲審査制(4)
判例の展開
5[対面/face to face]:違憲審査制(5)
違憲審査の基準論とその問題
6[対面/face to face]:これまでのまとめ
違憲審査についてのまとめ
7[対面/face to face]:安全保障(1)
日本国憲法の想定する平和と安全
8[対面/face to face]:安全保障(2)
安全保障を巡る変化と政府見解
9[対面/face to face]:安全保障(3)
安全保障を巡る現代的課題と憲法
10[対面/face to face]:安全保障(4)
判例の分析
11[対面/face to face]:財政(1)
財政民主主義
12[対面/face to face]:財政(2)
財政に関する憲法的論点
13[対面/face to face]:憲法保障
国家緊急権と抵抗権
14[対面/face to face]:民主主義と立憲主義
民主主義論からみた本授業のトピックの意味
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業に関連する参考書、判例などを事前に読み、授業に臨むようにします。また授業後は、配布されたレジュメや資料を読み直し、理解不十分だった事項については自ら調べるようにします。
新聞その他のメディアにおける政治問題や社会問題に関心をもって、憲法の観点から考えてみます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
六法(特に出版社の指定はない)。
参考書References
芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法』第7版(岩波書店、2019年)
佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011年)
野中俊彦・中村睦男・高橋和之・高見勝利『憲法Ⅱ』第5版(有斐閣、2012年)
辻村みよ子『憲法』第6版(日本評論社、2018年)
高橋和之『立憲主義と日本国憲法』第5版(有斐閣、2020年)
元山建・建石真公子編『現代日本の憲法』第2版(法律文化社、2016年)
渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗『憲法Ⅱ 総論・統治』(日本評論社、2020年)
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ』第7版(有斐閣、2019年)
など
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(80%)及び2回の理解度確認テスト(20%)により評価します。なお、期末試験は定期試験期間外に行う可能性があります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
時間配分に留意したい。また違憲審査論についての説明がわかりにくくなりがちなので、できるだけ平易な説明を工夫したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回のレジュメや資料は学習支援システム上にアップし、理解度確認テストも学習支援システム上で行う予定です。