法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)民事手続法入門民事手続法入門
倉部 真由美Mayumi KURABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0440 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course deals with the procedures, principles, and rules that courts in Japan use to resolve civil disputes. We will focus primarily on Civil procedure law and Debtor-creditor law.
Students are expected to understand the procedures, principles, and rules that courts in Japan use to resolve civil disputes.
Before/after each class, students will e expected to spend 4 hours to understand the course content.
Grading will be decided based on the final examination 100%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
民事紛争を解決するために裁判所で行われる手続のなかから、民事保全手続、民事訴訟手続(判決手続)、そして、民事執行手続のそれぞれの手続の基礎を理解する。
本科目は、入門として全てのコースに配置される。
到達目標Goal
・具体的な民事紛争に対処するイメージをもちながら、訴え提起の準備から始まり、権利の実現に至るまでの一連の手続の流れを理解することができる。
・民事紛争を解決するために裁判所で行われる手続として、民事保全手続、民事訴訟手続(判決手続)、そして、民事執行手続のそれぞれの手続の意義・目的、流れ、仕組みを理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
民事紛争は、いつ何をきっかけに生じるかわからない。例えば、交通事故にあい、治療費がかかったが、加害者が損害を賠償してくれない、アルバイト先が給料を払わないといったことは、学生の皆さんのまわりでも起こりうることである。
本講義では、民事紛争を処理・解決するために用意されている様々な手段・手続の中から、裁判所で行われる訴訟手続を中心に扱う。具体的な事例を想定しながら、できる限り実際の紛争処理の流れに沿って解説していく。
授業外での質問には個別に対応するほか、必要に応じて、授業中に共有してコメントする。課題についてのフィードバックは、学習支援システムを通じて行うほか、必要に応じて、授業中に行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:民事手続法の世界へようこそ
ガイダンス
第2回[オンライン/online]:民事紛争と民事手続法
民事紛争を解決するために利用することができる手続を概観する。
第3回[オンライン/online]:民事裁判の特徴と概要
裁判所の組織、管轄、裁判官・書記官・弁護士など法廷の人々、民事裁判の大まかな流れを扱う。
第4回[オンライン/online]:訴え提起の準備/民事保全
訴えを提起する前に行われる準備、民事保全手続の意義・目的・流れと仕組みを扱う。
第5回[オンライン/online]:訴えの提起
訴えの提起、当事者を扱う。
第6回[オンライン/online]:訴えの種類と利益/訴訟物
給付・確認・形成の訴えの内容とそれぞれの利益、訴訟物の意義を扱う。
第7回[オンライン/online]:審理
審理、弁論主義、釈明権、口頭弁論の意義と内容を扱う。
第8回[オンライン/online]:争点整理手続
争点整理手続の意義・目的、種類と内容を扱う。
第9回[オンライン/online]:証拠調べ
証拠、証明責任、証拠調べ、証拠の収集のために使われる手続を扱う。
第10回[オンライン/online]:訴訟の終了・判決
当事者による訴訟の終了、判決の意義と効力について扱う。
第11回[オンライン/online]:民事執行手続の概要
民事執行手続の意義・目的・流れと仕組みを扱う。
第12回[オンライン/online]:不動産執行
不動産執行の手続の流れを扱う。
第13回[オンライン/online]:動産執行
動産執行の手続の流れを扱う。
第14回[オンライン/online]:債権執行
債権執行の手続の流れを扱う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習と復習のいずれに重点を置くかは、各受講生の学習のスタイルに委ねるが、適宜、授業中に配布するレジュメを中心に、教科書・参考文献の該当箇所を読んで自習することが求められる。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは指定せず、レジュメを配布する。また、必要な資料も適宜配布する。
携行するサイズの六法を持参すること。
参考書References
民事訴訟の流れを理解するために早い時期に一読をお勧めするもの
・山本和彦『よくわかる民事裁判―平凡吉訴訟日記〔第3版〕』(有斐閣、2018年)
・福永有利=井上治典『アクチュアル民事の訴訟〔補訂版〕』(有斐閣、2016年)
いわゆる民事手続法全般を網羅的に扱っているもの
・佐藤鉄男ほか『民事手続法入門〔第4版〕』(有斐閣、2012年)
・中野貞一郎『民事裁判入門〔第3版補訂版〕』(有斐閣、2012年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。