法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)ヨーロッパ政治思想史Ⅱヨーロッパ政治思想史Ⅱ
上村 剛Tsuyoshi KAMIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0272 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Explores history of political thought, especially of the early modern Europe.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この「ヨーロッパ政治思想史II」は、政治学科科目の中で歴史・思想科目群に属する科目です。ヨーロッパにおける政治学・政治思想の歴史を学びます。政治学・政治思想の歴史を学ぶことを通じて、政治や政治学について理解を深めることが目的です。
到達目標Goal
「ヨーロッパ政治思想史Ⅱ」は、おもにヨーロッパにおける初期近代の政治思想史を扱います。とくに、宗教改革後の凄惨な宗教対立が、ヨーロッパの政治思想・政治学にきわめて大きな影響を及ぼしたことについて適切に理解することが、この授業の目標となります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP1」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式。2022年2月時点では対面による講義の予定です。しかし、コロナの感染拡大状況によってはオンデマンドの動画による講義に変更される可能性もあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
授業の方針、評価方法などについて
第2回[対面/face to face]:宗教改革の政治思想
ルターとカルヴァン
第3回[対面/face to face]:フランスの内乱とボダン
抵抗権、寛容、主権
第4回[対面/face to face]:グロティウス
国際関係と自然法
第5回[対面/face to face]:ホッブズとイングランド革命
『リヴァイアサン』
第6回[対面/face to face]:ハリントン
混合政体、古代の知恵と近代の知恵
第7回[対面/face to face]:ジョン・ロック
自然法と『統治二論』
第8回[対面/face to face]:スピノザと寛容論
『神学政治論』、ピエール・ベール、『寛容書簡』
第9回[対面/face to face]:モンテスキュー
三権分立と政体の規模と風土との関係
第10回[対面/face to face]:スコットランド啓蒙
ヒュームとアダム・スミス
第11回[対面/face to face]:ルソー
『人間不平等起源論』と『社会契約論』
第12回[対面/face to face]:アメリカ革命
ペイン『コモン・センス』、連邦憲法の制定、人民主権
第13回[対面/face to face]:フランス革命とその対応
憲法制定権力と理性、保守、フェミニズム、『永遠平和のために』
第14回[対面/face to face]:近代の幕開け
トクヴィル、功利主義、J・S・ミル
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
政治思想史を学ぶためになにより重要なのは、講義を聴くことでも、教科書や研究文献を読むことでもなく、過去のテクストを実際に読んでみることです。授業で紹介する古典をひとつでも読んでみることが望ましい。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は用いません。
参考書References
必ずしも全て内容が一致するわけではないが、この講義と近い内容を持ち、理解を促進させてくれるものとして、宇野重規『西洋政治思想史』有斐閣、2013年、ならびに川出良枝・山岡龍一『西洋政治思想史 視座と論点』岩波書店、2013年の2冊があります。(授業中に用いるわけではなく、購入は必須ではありません。)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業後に提出するコメントシート15%、学期末のレポート(2000字以上3000字以下)85%です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義のスピードや難易度に留意して授業をおこないます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
万が一オンデマンド講義になった場合には、それなりの容量のある動画を視聴できるネット環境が必要です。