法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)刑事政策刑事政策
佐野 文彦Fumihiko SANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0086 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
This course is designed to introduce students to the way in which we control and prevent crimes within the criminal justice system. The issues this course addresses include the penal theories, the forms of criminal sanction and the civil commitment.
Before/after each class, students are expected to spend 2 hours to prepare for/review the lesson. The overall grade will be based on the term-end examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、「犯罪学」が犯罪現象と犯罪原因を取り扱うのに対し、刑事制裁の内容を中心に、刑事司法制度における犯罪対策の在り方を学修する。
具体的な犯罪対策と、それを基礎付ける刑罰論を学修することにより、法解釈学にとどまらない幅広い視点から犯罪現象を捉える能力を身につけることを目指す。
到達目標Goal
古くより対立の大きい問題(例えば死刑や保安処分)や、近時法改正の進んでいる問題(例えば没収追徴や執行猶予)について、抽象的な議論に止まらず、具体的な制度に関する知識に根ざした議論が展開できるようになることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に強く関連。「DP2」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に対面での実施を予定している。
詳細は、学習支援システムで連絡する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
ガイダンス、犯罪学との関係
第2回[対面/face to face]:刑罰論1
刑罰目的論についての議論状況の確認
第3回[対面/face to face]:刑罰論2
刑罰とその他の制度との関係、非犯罪化
第4回[対面/face to face]:量刑理論
量刑の手続と基準、裁判員裁判との関係
第5回[対面/face to face]:死刑
死刑制度の現状、死刑選択基準、死刑存廃論
第6回[対面/face to face]:自由刑、財産刑
制度の現状、単一刑論、労役場留置、日数罰金制
第7回[対面/face to face]:没収追徴
没収追徴制度の現状、法的性質、組織犯罪に関する法改正
第8回[対面/face to face]:司法内処遇
微罪処分、起訴猶予、執行猶予
第9回[対面/face to face]:施設内処遇(1)
沿革、再犯と処遇
第10回[対面/face to face]:施設内処遇(2)
矯正処遇の現状
第11回[対面/face to face]:施設内処遇(3)
受刑者の法的地位
第12回[対面/face to face]:社会内処遇
仮釈放、保護観察
第13回[対面/face to face]:保安処分
刑罰との相違、措置入院制度、医療観察法
第14回[対面/face to face]:さいごに
まとめ(刑事制裁の内実と刑罰目的論の関係)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書にとどまらず、授業内で紹介する参考文献をも読むことで、刑事政策を巡る諸問題について主体的に考え、意見を持つことが望ましい。
本授業の予習・復習時間は、それぞれ毎週約2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
川出敏裕=金光旭『刑事政策〔第2版〕』(成文堂、2018)
参考書References
法務省『令和3年版 犯罪白書』(冊子版の他,法務省のホームページhttps://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00049.html)でも閲覧可能)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(試験実施が難しい場合は期末レポート)で評価する(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。