法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)民事訴訟法Ⅱ民事訴訟法Ⅱ
杉本 和士Kazushi SUGIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0070 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
-This course introduces the principles of civil procedure to students taking this course.
-The goals of this course are to
(1) obtain basic knowledge about the principles and proceedings of civil procedure.
(2) be able to understand and explain how to apply the principles and proceedings to the cases.
-Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
-Your overall grade in the class will be decided based on the following ;
Term-end examination: 70% and Mid-term report : 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・この講義は,具体的な民事紛争を念頭に置きながら,民事紛争の解決という観点からみて民事訴訟がどのような性格を有しているのか,民事訴訟法における諸概念がどのような意義を有しているのか,また,具体的にどのような手続として運営されているのかについて理解することを目的とします。
・なお,この講義は,「裁判と法」,「行政・公共政策と法」,「企業・経営と法(商法中心)」,「同(労働法中心)」及び「法曹コース」の各コースに配置されます。
到達目標Goal
・第1審までにおける民事訴訟手続(判決手続)の手続構造を理解し,かつ,個々の規律を条文に即して説明することができる。
・民事訴訟法における基本概念及び基本原則について,条文及び具体例に即して適切に説明することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・この講義では,教員の配布する講義ノート及び配布教材に沿って進行します。受講者が講義に出席するだけでなく十全な予習復習を行ってくることを前提として講義を行います。
・各回の講義の初めに,前回の講義に関して学習支援システム上で提出されたリアクションペーパーの内容を採り上げて,全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス(講義の進め方等)
民事訴訟審理の基本構造と基本概念の復習(「民事訴訟法I」の学修内容の確認)
ガイダンスを行った後,「民事訴訟法I」における学修内容を踏まえて,改めて民事訴訟手続の基本構造について確認を行う。
第2回[対面/face to face]:口頭弁論(4)
口頭弁論における当事者の行為,訴えの変更・反訴,共同訴訟・独立訴訟参加・補助参加
第3回[対面/face to face]:口頭弁論(5)
裁判所による口頭弁論の指揮,釈明権・釈明義務
第4回[対面/face to face]:口頭弁論(6)
口頭弁論期日の実施とその準備,争点整理手続,送達
第5回[対面/face to face]:口頭弁論(7)
証拠調べ(証拠法)総論
第6回[対面/face to face]:口頭弁論(8)その1
証拠調べ各論
第7回[対面/face to face]:口頭弁論(8)その2
証拠調べ各論
第8回[対面/face to face]:口頭弁論(9)
自由心証主義,証明責任
第9回[対面/face to face]:終局判決による訴訟の終結(1)
判決の種類,判決の成立・確定,処分権主義
第10回[対面/face to face]:終局判決による訴訟の終結(2)その1
確定判決の効力:既判力
第11回[対面/face to face]:終局判決による訴訟の終結(2)その2
確定判決の効力:既判力
第12回[対面/face to face]:終局判決による訴訟の終結(2)その3
確定判決の効力:既判力
訴訟承継との比較
第13回[対面/face to face]:裁判によらない訴訟の終結
訴訟上の和解,請求の認諾・放棄,訴えの取下げ
第14回[対面/face to face]:上訴,非常救済手続
控訴,上告,抗告,特別上訴,再審
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業時間外の学習(予習・復習のほか,発展学習)に関する一般的な指示は,初回講義冒頭のガイダンスで行うほか,各回の講義内容に関する具体的な予習・復習の内容に関しては,「予習用課題・復習テスト」の教材を配布することで指示します。
なお,本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・講義は,教員の配布する講義ノート,参考資料及び予習復習用教材を用いて進めますが,予習復習に際して基本となる教科書として,山本弘ほか『民事訴訟法〔第3版〕有斐閣アルマシリーズ』(有斐閣,2018年)を指定しておきます。
・使用する教材等は,全て「法政大学学習支援システム」においてPDFファイルとして配布します。必ず受講前に各自で教材を準備して下さい。
参考書References
<入門書>本講義を受講するに当たり,下記のいずれか(できれば双方)を熟読しておくことを«強く»推奨します。いずれも民事訴訟手続に対する理解に大いに役立つ,小説仕立ての入門書です。
・福永有利=井上治典著・中島弘雅=安西明子補訂『アクチュアル民事の訴訟〔補訂版〕』(有斐閣,2016年)
・山本和彦『よくわかる民事裁判〔第3版〕』(有斐閣,2018年)
<本格的な体系書として>
・新堂幸司『新民事訴訟法』(弘文堂,第6版,2019年)
・伊藤眞『民事訴訟法』(有斐閣,第7版,2020年)
<各テーマに関する詳細な検討について>
・高橋宏志『重点講義民事訴訟法(上)』(有斐閣,第2版補訂版,2013年)
・高橋宏志『重点講義民事訴訟法(下)』(有斐閣,第2版補訂版,2014年)
<判例集> 下記のいずれか1冊を持っておくことをお薦めします。
・上原敏夫ほか『基本判例民事訴訟法』(有斐閣,第2版補訂,2010年)
・高橋宏志ほか編『民事訴訟法判例百選』(有斐閣,第5版,2015年)
・中島弘雅=岡伸浩編著『民事訴訟法判例インデックス』(商事法務,2015年)
・山本和彦『最新重要判例250 民事訴訟法』(弘文堂,2022年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
・成績評価は,リアクションペーパー又はレポート等による平常点(30%)及び期末試験(70%)によります。具体的な方法等は,「学習支援システム」において提示します。
・なお,成績評価に際しては,上記の到達目標が指標となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。