デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
CST500N1(土木工学 / Civil engineering 500)景観デザイン概論Introduction to Landscape Design
福井 恒明Tsuneaki FUKUI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | U0103 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1,火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 都市院:建築士 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 建築学専攻 共通基盤科目 |
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Outline (in English)
In this course students will learn various concepts concerning architecture for infrastructure and environment, and learn the outline and concept of several actual projects. After reviewing basic concepts, group discussions on several themes will be held. Through the course students should acquire the concept of landscape design in urban, architecture and environment fields.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では,景観デザインに関する様々な概念を学び,公共空間における景観デザインプロジェクトの事例についてその内容や考え方を学ぶ.基本的な概念を確認したのちに,いくつかのテーマについてグループディスカッションにより論点を整理する.それらにより今後の都市・建築・環境などの分野における景観デザインの考え方を修得すると共に,自分の専門分野との関係を確認する.
到達目標Goal
1)景観デザインの着眼点および分析の基礎を習得する
2)都市環境デザイン/社会基盤分野において良好な景観を形成している事例を知り、評価されている理由を理解する
3)都市環境デザイン/社会基盤において景観デザインが必要とされる理由やその価値観について理解する
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力 :
- 歴史と文化:
- 持続可能性と設計論理:
- 専門性:◎
- 技術と芸術:
- 情報技術:
- 表現能力・コミュニケーション能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学研究科建築学専攻ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
デザイン工学研究科都市環境デザイン工学専攻ディプロマポリシーのうち、「DP5」に関連
デザイン工学研究科システムデザイン専攻ディプロマポリシーのうち、「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
2021年度はzoomを用いオンラインにて開講する.HoppiiとGoogleClassroomを使用して教材の配付や課題提出を行う.miroを用いたオンライングループワークを行う.できるだけカメラ付きのPCから参加すること.グループワーク発表の際にはカメラオンを原則とする.
教員による説明とグループワークまたは個人作業とその発表の組み合わせで各回の授業を構成する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:景観デザインの範疇
景観デザインが取り扱う課題や範疇について確認する.
2[オンライン/online]:景観のとらえ方
景観について考える上で前提となる人間の視覚特性や景観把握モデルについて説明する.
3[オンライン/online]:景観の規範
伝統的な景観・文化的景観の概要について説明する.
4[オンライン/online]:景観の価値
景観が生み出す効果と価値の考え方について説明する.
5[オンライン/online]:グループディスカッション(1)
事前に与えられたテーマ(立場の異なる2者の議論)について,グループワークによってその主張を確認する.
6[オンライン/online]:グループディスカッション(2)
引き続き,グループワークにより,議論の論点を整理し,それらについて学生自身の意見を整理し,発表する.
7[オンライン/online]:景観デザインの系譜
戦後の景観デザインの流れについて説明する.
8[オンライン/online]:インフラのデザイン
他分野のデザインに比べてインフラストラクチャーのデザインに求められる要件や特徴について説明する.
9[オンライン/online]:水辺のデザイン実践(1)
河川等の水辺のデザイン事例について実務者をゲストを招きデザインの意図や成果について説明を受ける.
10[オンライン/online]:水辺のデザイン実践(2)
前授業の内容を元に質疑やディスカッションを行う.
11[オンライン/online]:道のデザイン実践(1)
都市空間のデザイン事例について実務者をゲストとして招きデザインの意図や成果について説明を受ける.
12[オンライン/online]:道のデザイン実践(2)
前授業の内容を元に質疑やディスカッションを行う.
13[オンライン/online]:今後の景観デザインの方向
土木・建築といった従来の分野を越えた地域の持続に貢献する景観デザインの方向性について紹介・議論する.
14[オンライン/online]:まとめ
講義範囲全般を対象としたふりかえりを行う.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・各回終了後に習得した概念や用語の確認を行う.
・グループディスカッションの前には事前に配布した資料を十分に確認し,授業当日はすぐにディスカッションに入れるようにする.本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします.
テキスト(教科書)Textbooks
景観とデザイン 佐々木葉著・内山久雄編/オーム社
参考書References
景観用語事典(増補改訂第二版)2021,篠原修編/彰国社
その他授業中に適宜紹介します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業における提出物(40%)とレポート(60%)により評価し、総合点60%以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度に引き続き,グループディスカッションを導入する.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与PC等の作業ができるパソコンと,リモート授業に参加できるインターネット接続環境.できる限りカメラ付きのパソコンを準備すること.
その他の重要事項Others
景観計画・景観デザインについての実務経験を持つ教員が、その経験を活かして、都市環境デザインにおける景観の考え方を実際のプロジェクトにおける適用を踏まえて講義する。