人文科学研究科Graduate School of Humanities
OTR600B7(その他 / Others 600)国際日本学演習ⅡSeminar: International Japan StudiesⅡ
米家 志乃布
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X1035 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-必修科目 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Writing a paper on historical geography (2)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
歴史地理学の論文の作成方法(2)
到達目標Goal
歴史地理学の論文を作成するための先行研究の読み方やデータの収集方法、分析方法について、自分の関心あるテーマを選んで、発表し、論文作成の手順について学ぶことを目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1.春学期の歴史地理学演習Ⅰの授業内容を踏まえ、各自の関心にもとづいて、歴史地理学的研究テーマを選ぶ。
2.受講者が先行研究の紹介、史料収集、データ処理と分析を行い、それを発表し、授業内で議論する。
対面授業とオンライン授業を組み合わせて行います。資料はすべて学習支援システムにアップするようにします。紙での配布はいたしません。提出されたレジュメにコメントをつけて返送し、疑問点などをやりとりします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
受講者を確認し、発表の順番を決める。
2:先行研究の紹介①
受講者による研究テーマにもとづいた先行研究の紹介およびそれについての議論を行う(発表グループ①)。
3:先行研究の紹介②
受講者による研究テーマにもとづいた先行研究の紹介およびそれについての議論を行う(発表グループ②)。
4:先行研究の紹介③
受講者による研究テーマにもとづいた先行研究の紹介およびそれについての議論を行う(発表グループ③)。
5:先行研究の紹介④
受講者による研究テーマにもとづいた先行研究の紹介およびそれについての議論を行う(発表グループ④)。
6:史料紹介①
受講者が、各自で収集した史料の面白さや研究上の重要性などを紹介する(発表グループ①)。
7:史料紹介②
受講者が、各自で収集した史料の面白さや研究上の重要性などを紹介する(発表グループ②)。
8:史料紹介③
受講者が、各自で収集した史料の面白さや研究上の重要性などを紹介する(は発表グループ③)。
9:史料紹介④
受講者が、各自で収集した史料の面白さや研究上の重要性などを紹介する(発表グループ④)。
10:研究報告①
受講者各自が研究報告を行い、それにもとづいて議論する(発表グループ①)。
11:研究報告②
受講者各自が研究報告を行い、それにもとづいて議論する(発表グループ②)。
12:研究報告③
受講者各自が研究報告を行い、それにもとづいて議論する(発表グループ③)。
13:研究報告④
受講者各自が研究報告を行い、それにもとづいて議論する(発表グループ④)。
14:まとめ
受講者による研究報告を踏まえて、歴史地理学的研究の今後の展開について議論を行う(受講者全員)。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。各自の発表の前には、その内容を十分に準備してください。
テキスト(教科書)Textbooks
有薗正一郎ほか『歴史地理調査ハンドブック』、古今書院、2007年。授業で使う該当部分を各自でコピーしていただきます。適宜授業内で指示します。
参考書References
各自のテーマに即して、適宜、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表50%、平常点50%
評価基準:平常点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
先行研究の読み込みや論文の書き方など、一人ずつ丁寧に指導いたします。
その他の重要事項Others
歴史地理学分野で修士論文(学術論文)を作成する受講生向きの演習です。大学院および学部の人文地理学・歴史地理学分野の関連科目(講義等)は事前に履修するか、合わせて履修するなど、基礎的な知識や方法は学んでおいてください。
担当教員の専門分野等
<専門領域>歴史地理学 地図史研究
<研究テーマ>日本北方の歴史地理学、日本・ロシアの地図史研究 江戸東京の名所研究
<主要研究業績>
「人びとにとっての近世日本のかたち」(田中優子編『日本人は日本をどうみてきたか』笠間書院、2015年)
「近世日本図の北辺・『蝦夷地』表象」『文学』2015年
「近代の名所図会にみる江戸イメージ」『法政地理』51号2020年予定など