人文科学研究科Graduate School of Humanities
PSY500B6(心理学 / Psychology 500)社会心理特論Advanced Lecture in Social Psychology
越智 啓太
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0519 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 心理学専攻(修士課程)-基礎科目 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Discuss social issues based on research results of social psychology
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業概要:
テーマ 社会問題とその解決について:心理学の観点から
心理学の専門家として、社会問題についての従来の研究とエビデンスを効果的に収集し、決められた時間内に効果的にプレゼンテーションを行う演習である。受講にあたっては、心理学の基本的知識、データ収集の知識、数値的なデータの分析・解析技術、パワーポイントの使用、心理学の外国語文献の読解能力が必要である。
授業の意義:
この講義を受講することによって以下のことを達成できるようにする。
①社会問題について心理学の専門家の立場から適切に分析できる
②社会問題について心理学の専門家の立場から適切にコメントできる
③社会問題について心理学の専門家の立場から議論できる
④社会問題について心理学の専門家の立場から自分の主張をプレゼンテーションできる
到達目標Goal
(1)主張したい問題についての分析
(2)エビデンスの収集
(3)エビデンスの比較と分析
(4)自分の意見の構成
(5)自分の意見の主張の構成
(6)効果的なプレゼンテーション
(7)他人のプレゼンテーションへの批判・質問スキル
(8)他人のプレゼンテーションの評価
ができるようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は各自があらかじめ、選択したテーマについて60分間でプレゼンテーションを行い、それについて受講者全員でディスカッションする形式で行う。発表内容についての知識を深めるだけでなく、プレゼンテーションの方法や、質問に対する答え方、プレゼン時の動作などについても訓練を行う。リアクションペーパーや授業内の意見については毎回授業の初めに説明するとともに個別に解説してフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
授業についての説明
第2回:発表と討論(1)発表形式に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第3回:発表と討論(2)発表時の振る舞いに重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第4回:発表と討論(3)パワーポイントの内容に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第5回:発表と討論(4)議論の進め方に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第6回:発表と討論(5)質問に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第7回:発表と討論(6)質問対応に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第8回:発表と討論(7)反論に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第9回:発表と討論(8)反論のエビデンス提示に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第10回:発表と討論(9)反論対応に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第11回:発表と討論(10)まとめに重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第12回:発表と討論(11)発表の進め方に重点を置く
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第13回:発表と討論(12) 総合評価(1)
受講生の発表と討論、それについてのコメント
第14回:発表と討論(13)総合評価(2)
受講生の発表と討論、それについてのコメント
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
自分の発表に際しては、事前調査と発表の準備(50時間程度)
他人の発表に際してはその予習(数時間程度)が必要。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない
参考書References
発表者が指定する
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価基準 授業におけるプレゼンテーション 50%、授業における討論の質と量 50%
自分の発表時でなくても積極的に発言しないと、後者の50%の加点は得られない。たとえば、自分の発表がパーフェクトでも授業中の自発的な発言があり、かつそれが有益なものでない限り単位は得られない。すべての回に出席しても貢献度が少ないと単位は得られない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年、プレゼン能力や質問能力がついたというポジティブな評価をいただいています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自、自分が使用しているパソコンを授業時に持参すること。
授業中にインターネットなどを参照しながら授業に参加すること
担当教員の専門分野等
専門領域 犯罪心理学、社会心理学
研究テーマ 犯罪捜査への心理学的手法の応用
主要研究業績 越智啓太 2015 ワードマップ 犯罪捜査の心理学;越智啓太 2015 恋愛の科学 実務教育出版;越智啓太 2014 ケースで学ぶ犯罪心理学 北大路書房;越智啓太 2008 犯罪捜査の心理学 化学同人;越智啓太ほか 2008 自伝的記憶の心理学 北大路書房