人文科学研究科Graduate School of Humanities
PSY600B6（心理学 / Psychology 600）心理学研究法演習ⅡSeminar in Psychological Research Methods II
林 容市
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0517 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 心理学専攻(修士課程)-必修科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this class is to examine the progress of current research on health psychology and physiological psychology and to be able to formulate research proposals to solve problems after setting up a new research problem independently.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
健康心理学，生理心理学に関連した事項を中心に，現在の研究の進展状況を確認し，新たな課題を設定した上で，それを解決しうる研究計画を立案する。
到達目標Goal
1．先行研究の知見の集積から，健康心理学，生理心理学に関する具体的な検討課題を選定できる。
2．上記1の検討課題について，具体的な手法を踏まえて研究計画（解決方法）を立案できる。
3．必要な指標を用いて研究を実践し，適切にデータを分析した上で，ミニ論文を作成できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講生が興味を有する健康心理，生理心理をテーマとする先行研究を調べ，検討課題を明らかにした上で，プレゼンテーションを行う。その内容について論議を進め，具体的な研究計画を立案し，生理指標と心理状態（感覚，努力度など）を用いた実験・測定を通じてミニ論文を作成する。
また，前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては，授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
授業概要と到達目標の説明
第2回：研究テーマの検討1
研究テーマの発表と実現可能性を考慮した論議
第3回：研究テーマの検討2
研究テーマの確定と具体的な手続きの検討
第4回：関連研究のまとめ1
テーマに関連した先行研究のまとめと発表
第5回：関連研究のまとめ2
テーマに関連した先行研究のまとめと課題の決定
第6回：研究計画の立案1
具体的な研究計画の発表と受講者内での論議
第7回：研究計画の立案2
具体的な研究計画の発表と受講者内での論議
第8回：研究計画の実践1
研究の実践に向けた研究計画の確定
第9回：研究計画の実践2
研究計画に沿った実験の実践：心理・生理指標の測定
第10回：研究計画の実践3
研究計画に沿った実験の実践：心理・生理指標の測定
第11回：測定データの検討1
測定されたデータの整理と分析
第12回：測定データの検討2
整理・分析したデータを発表と受講者内での論議
第13回：研究結果の報告1
ミニ論文の作成
第14回：研究結果の報告2
ミニ論文の作成と発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1回：本授業において主として習得を希望する手法についてレポートの作成。2，3回：個人で設定したテーマに関連した文献を検索，精読し，発表準備を行う。4，5回：関連する複数の先行研究を読んでまとめ，発表準備を行う。6，7回：研究計画を立案し，発表準備を行う。8-10回：研究計画に沿ったデータ測定に向け，事前に配布された資料を精読して機器の操作法，測定方法，分析方法について予習する。11，12回：測定したデータを分析し，発表準備を行う。13，14回：ミニ論文を作成し，資料を作成する。
これらの授業時間外の学習時間は，各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しません。必要に応じて授業中に資料を配布します。
参考書References
田中喜代次，大蔵 倫博 (編)．健康運動の支援と実践．金芳堂．
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参画（出席ではない）状況：50 %， プレゼンテーションおよびディスカッションの内容：30 %， ミニ論文の内容：20 %
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度休講のため，特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 生理心理学，応用健康科学，健康心理学
＜研究テーマ＞ 運動中の生理・心理変化の対応関係を分析し、健康維持、減量などに効果的な身体活動を検討する
＜主要研究業績＞ 林容市 他．就学段階ごとの運動経験が大学生における把握の調整力に及ぼす影響．体育測定評価研究：18, 35-46，2019； 林容市 他．個人の性格特性と減量後の体重維持に関連したセルフエフィカシーとの関係．体力科学57：197-206，2008 ほか