人文科学研究科Graduate School of Humanities
GEO500B5(地理学 / Geography 500)自然地理学文献講読ⅡReading in Physical Geography Ⅱ
小寺 浩二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0415 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火7/Tue.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 地理学専攻(修士課程)-専門科目 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Carefully read the Western literature related to physical geography, explore the international trends in the research field, and develop the language ability to read the European literature in the specialized field.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
自然地理学関連の欧文の文献を精読し、当該研究分野の国際的動向を探るとともに、専門分野の欧文文献を読みこなす語学力を養成する。
到達目標Goal
自然地理学のうち、受講者それぞれの研究対象分野に応じた文献を精読し、外国語(英語)の読解力を高め、国際的に評価が高い外国文献から広く情報収集できる能力を身に付けることを目標とする。
また、外国語(英語)による論文の執筆法についても学び、具体的な論文を執筆する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
自然地理関係の欧文文献の内容を正確に読み取れるように、受講者が精読した上で内容に関する討議を踏まえて講義を進める。年度によって、水文・地形・気候学の一般論を扱った洋書を精読する一方、受講者が関心に応じた文献を選定し、レビューし発表する中で、内容について討議する。
また、各自の卒論・修論等を英訳した上で、英語論文として仕上げる方法についても学ぶ。
毎回の授業では、①第1段階、②第2段階、③第3段階、④最終の発表資料を事前に提出し、その内容をもとに発表した上で、質疑応答の後、コメントする。
また、小レポートと最終レポートを提出させ、それぞれ評価した上で、模範解答を基に、理想的なレポートについて解説する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入・授業概略
レビューの方法、授業の進め方について説明する。
第2回:文献検索法(1)
文献目録集や国内の検索サイトを用いた検索について
第3回:文献検索法(2)
文献目録集や海外の検索サイトを用いた検索について
第4回:文献講読法(1)
タイトル・キーワードを中心に
第5回:文献購読法(2)
Abstractを中心に
第6回:文献購読法(3)
文献引用法を中心に
第7回:英語論文執筆法(1)
邦文の英訳
第8回:英語論文執筆法(2)
対訳による検証
第9回:英語論文執筆法(3)
英語論文としての修正
第10回:英語論文執筆(1)
レビュー
第11回:英語論文執筆(2)
タイトルとキーワード
第12回:英語論文執筆(3)
Abstract
第13回:英語論文執筆(4)
Introduction
第14回:英語論文執筆(5)
Conclusion
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
適宜、図書館に入荷している洋雑誌を閲覧して、欧文の文献に関心を払って欲しい。
毎回の授業に対し、予習・復習それぞれ2時間、合計4時間以上の取り組みが必要である。
テキスト(教科書)Textbooks
自然地理分野の欧文図書・論文を扱う予定。その分野とは主に、気候・地形・水文の各分野である。ただし、詳細は第一回目の導入時に受講者と相談のうえで決定したい。
参考書References
その他適宜授業で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表:50%、討論:50%
発表担当以外も、必ず事前に読み込んでくること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回、学生の状況を見て次回以降の内容を修正する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
原則として、毎回、ネット環境を用いた文献閲覧などを行うので、ノートパソコンを持参すること。
担当教員の専門分野等
<専門領域>自然地理学・水文学・陸水学
<研究テーマ>
1)水循環に伴う物質循環
2)人間活動に伴う水環境変化と保全
3)GISを用いた流域水・物質循環解析と環境マネージメント