人文科学研究科Graduate School of Humanities
GEO600B5（地理学 / Geography 600）水文学演習ⅡSeminor on Hydrology Ⅱ
小寺 浩二
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0411 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木7/Thu.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 地理学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
Solution methodology of water environment protection is understood and it's learned about integrated management of water resources as a present-day problem.
I make sure that it'll be possible to estimate about the physics and chemistry-like special quality of the land water, the fluctuation organization and causality with hydrological environment and variation in climate. I make sure that it'll be also possible to understand about water management of the state of the water and the basin unit on the earth which exists in compound territory in hydrosphere, atmosphere and a lithosphere.
A member of a class plans for upbringing of the ability with which a thesis can be written actually with the respective themes.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
水環境保全の解決手法を理解し、今日的課題としての水資源の統合管理について学ぶ。
陸水の理化学的特性とその変動機構、水文環境と気候変動との因果関係について評価することができるようにする。水圏・大気圏・岩石圏の複合領域において存在する地球上の水のあり方、流域単位の水管理についても理解することができるようにする。
受講生が、それぞれのテーマにしたがって、実際に論文が執筆できる能力の育成を図る。
到達目標Goal
受講生は、研究課題に結びつくテーマを可能な限り取り上げることにより、水をキーワードとする自然地理学の研究法を議論し、受講生自身の研究の向上に資するよう心がける。
また、GISを用いて時空間解析を行い、様々な主題図として示す能力を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
初年次の学生は、｢水文学演習Ⅰ｣の結果をもとに修論の構想を発表し、予備調査の結果について報告する。２年次以降の学生は、仮の論文を提出し発表して、受講生全員で内容の吟味を行う。
毎回の授業では、出席簿に授業の要約や質問等を記述して提出させ、次回授業でその内容についてコメントする。
また、小レポートと最終レポートを提出させ、それぞれ評価した上で、模範解答を基に、理想的なレポートについて解説する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：研究の構成
先行研究・目的・研究法など
第2回：調査計画
対象地域選定・観測頻度など
第3回：現地調査法①
利用機材・設置方法など
第4回：現地調査法②
現地との連携・許可申請など
第5回：論文の構成①
形式について
第6回：論文の構成②
図表の配置について
第7回：論文の構成③
文献・要旨など
第8回：論文の推敲①
文章の長さ
第9回：論文の推敲②
文章表現
第10回：論文の推敲③
文章のバランス
第11回：投稿先選定
学会誌毎の特徴
第12回：編集委員とのやりとり
投稿規定など
第13回：査読者とのやりとり
修正要求への返答法
第14回：まとめ
実際に論文を完成させ、投稿
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
各自の具体的なテーマに応じて、実際に論文を作成し、学会誌に投稿する段階まで指導するので、事前に調査結果などを精査し、解析しておくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用せず、関連する文献を教材として利用する。
参考書References
新井 正（2004）：「地域分析のための熱・水収支水文学」，古今書院．
山本荘毅・高橋 裕（1988）：「図説 水文学－水文学講座2－」，共立出版．
成績評価の方法と基準Grading criteria
総合的に判断する。
発表30％、討議参加20％、レポート50％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義に対する学生の反応を基に、修正を加えながら授業を進める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回、必ずプレゼンテーションが必要なので、ノートパソコンを持参すること。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞自然地理学・水文学・陸水学
＜研究テーマ＞
１）水循環に伴う物質循環
２）人間活動に伴う水環境変化と保全
３）GISを用いた流域水・物質循環解析と環境マネージメント