人文科学研究科Graduate School of Humanities
GEO500B5(地理学 / Geography 500)気候学研究ⅡClimatology Ⅱ
山口 隆子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0405 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火6/Tue.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 地理学専攻(修士課程)-専門科目 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Learn the environmental climatology that is necessary for studying climatology and biometeorology.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
気候学・生気象学を研究していくうえで必要となる環境気候学を学びます。
到達目標Goal
人間環境と気候及び気候利用について学び、気候学に関する研究テーマを設定できるようになります。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
専門書や研究論文を読み、プレゼンテーションと議論を行う形式を中心とします。作成したレジュメに対してのフィードバックは、講義内で行います。対面での講義が実施できない場合、ZOOMによるオンライン授業になります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
講義内容に関する意見交換
第2回:火山の植生①
御嶽山の植生
第3回:火山の植生②
磐梯山カルデラ内の植生
第4回:火山の植生③
乗鞍の高山植生
第5回:石灰岩地の植生①
アポイ岳の植生
第6回:石灰岩地の植生②
早池峰山の植生
第7回:永久凍土地域の植生①
大雪山の植生
第8回:永久凍土地域の植生②
エルズミア島の植生
第9回:永久凍土地域の植生③
黄河源流地域の植生
第10回:ニュージーランドの自然①
ニュージーランドの氷河と植生
第11回:ニュージーランドの自然②
トンガリロ国立公園の自然誌
第12回:河川と水辺の植生①
多摩川のカワラノギク
第13回:河川と水辺の植生②
渥美半島のシデコブシ
第14回:まとめ
地生態学とは何か
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
プレゼンテーション準備、レジュメ作成に際し、周辺分野についても幅広く取り扱うようにすること。
テキスト(教科書)Textbooks
小泉武栄(2018):『地生態学からみた日本の植生』.文一総合出版,444p.
参考書References
講義内でその都度紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
到達目標欄に記載した各目的の達成度を評価基準とし、次の要素配分で評価を行う。
発表:50%、討論:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン
その他の重要事項Others
地方公務員(技術職)として、環境施策の立案・実施の経験を活かし、気候変動等の取組について講義していきます。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
自然地理学・気候学・生気象学
<研究テーマ>
ヒートアイランド現象と都市緑化(公園緑地・屋上緑化・壁面緑化)を中心とした緩和対策、生気象学的観点からアプローチする地球温暖化影響
<主要研究業績>
山口隆子(2009):『ヒートアイランドと都市緑化』,成山堂書店,pp.1-128.
山口隆子(2006):日本における百葉箱の歴史と現状について.天気,Vol.53,No.4, pp.3-13.
山口隆子(2004):生気象学的観点からみた気圧変動について.日本生気象学会誌,Vol.40,No.S, pp.293-302.