人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT500B2（文学 / Literature 500）日本文芸学ＢJapanese Literary Art B
守安 敏久
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0101 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 日本文学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
1.The theme of this class is the analysis and study on Mishima Yukio and Terayama Shuji.
2.Students present their research according to their own themes.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
前半の講義（および討議）では、三島由紀夫が自ら監督・脚本・主演した映画『憂国』（1966、原作小説＝三島由紀夫）、および寺山修司が監督・脚本を手がけた映画『草迷宮』（1979、原作小説＝泉鏡花）を考察する。小説とその映像化の問題を考える。後半は受講者各自がそれぞれ研究対象としている任意の文芸作品をあげ、分担発表する。
到達目標Goal
文芸作品を考察するさまざまな観点を修得する。多角的な作品分析ができるような、幅広い知見を獲得し、それを論文作成に接続する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義（および討議）と担当発表を中心とした演習形式とによって構成。
対面授業とオンデマンド授業を併用。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：ガイダンス、発表の分担
授業説明と担当発表の分担
第2回：三島由紀夫の小説『憂国』
小説『憂国』の解説と討議
第3回：三島由紀夫の映画『憂国』
映画『憂国』の解説と討議
第4回：寺山修司略述
寺山修司の人と作品
第5回：泉鏡花の小説『草迷宮』
小説『草迷宮』の解説と討議
第6回：寺山修司の映画『草迷宮』
映画『草迷宮』の解説と討議
第7回：寺山修司関連考察
寺山修司関連ＤＶＤ解説と討議
第8回：受講者による担当発表・討議（１）
受講者による担当発表と討議
第9回：受講者による担当発表・討議（２）
受講者による担当発表と討議
第10回：受講者による担当発表・討議（３）
受講者による担当発表と討議
第11回：受講者による担当発表・討議（４）
受講者による担当発表と討議
第12回：受講者による担当発表・討議（５）
受講者による担当発表と討議
第13回：受講者による担当発表・討議（６）
受講者による担当発表と討議
第14回：まとめ・補説
まとめと補説
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講者自身の担当発表準備や、他の受講者の担当作品についての準備学習・復習など、１週につき平均各２時間。
テキスト（教科書）Textbooks
三島由紀夫『花ざかりの森・憂国』（新潮文庫、1968）
泉鏡花『草迷宮』（岩波文庫、1985）（または「青空文庫」サイト）
参考書References
松本徹他・編『三島由紀夫事典』（勉誠出版、2000）
『三島由紀夫研究』①～⑳ （鼎書房、2005～）
高取英『寺山修司論―創造の魔神』（思潮社、1992）
『寺山修司: いまこそ、新たな読者のために[増補新版]』（河出書房新社、文藝別冊 KAWADEムック、2019）
成績評価の方法と基準Grading criteria
担当発表（60％）、および討論への参加状況（40％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者が意見を出しやすい授業環境を整える。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報機器（パソコン）
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞日本近代文学、現代演劇・映画論。
＜研究テーマ＞寺山修司研究。文学と映画との相互影響の研究。
＜主要研究業績＞『寺山修司論―バロックの大世界劇場―』（単著、国書刊行会、2017）、『メディア横断芸術論』（単著、国書刊行会、2011）、『バロックの日本』（単著、国書刊行会、2003）