文学部Faculty of Letters
PSY300BG(心理学 / Psychology 300)研究法Ⅰ(8)研究法Ⅰ(8)
越智 啓太Keita OCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3650 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Do psychology research, learn analytical method, presentation method etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
<授業概要>
いままで学んできた知識を総合して自ら心理学研究を行う!
本演習では、おもに社会と人間との関わり、人間と人間との関わり、さまざまな社会現象に関する現象を対象にして、心理学的に問題を分析していく。受講者は、自ら研究テーマを設定し、文献を調べ、実験や調査を行って、分析し、その結果を論文としてまとめるという具体的な作業を行っていく。また、その過程で、口頭発表やポスター発表を行ったり、質疑応答や討論などを行う(場合によっては学会発表や学会投稿論文の作成も行う)。扱うテーマは、「社会」の中の人間行動を対象とするものであれば、ひろくて構わない。具体的には、説得的コミュニケーションや人間関係の進展、対人魅力、ノンバーバルコミュニケーション、うわさ、マーケティング、集団における意思決定やリーダーシップの問題、少年犯罪や犯罪捜査、DV(ドメスティックバイオレンス)や児童虐待の問題、テロの問題、少子化問題などである。
研究法Ⅰでは、まず、具体的なテーマをみつけ、それをもとに研究計画をたて、実験や調査を行う段階までを中心に作業を行う。研究法Ⅱでは、実験や調査の研究結果を統計的に分析し、そこから結論を導き、それを具体的に論文化したり、口頭で発表するという作業を行っていく。これらの作業は連続するものなので、研究法ⅠとⅡは同一教員の授業を取ることが必要である。また、原則として事前調査での希望通りに履修を行うこと。
<学習目標>
①自分の興味に従って研究テーマを具体化する
②研究テーマに関連する先行研究を読み理解する
③実験・調査計画を立て、それを実施する
④調査・実験結果を分析する
⑤分析結果から論理的に考察を行う
⑥結果を論文にする
⑦場合によっては学会発表を行ったり、その予行を行う
到達目標Goal
自分で心理学の研究を出来るようになる。具体的には以下の点である。
研究のテーマ選択
先行文献の検索と整理
実験計画の作成
実験結果の分析
レポート・論文の作成
オーラルでの発表
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回、各自の研究報告とディスカッションを行う。
1~2回程度土曜日か日曜日に長時間の補講を行う。
コメントや意見、レポートに対してのフィードバックについては、講評および補足解説を行う。方法については、授業時間、授業後に個別、授業後にウェブを通してのいずれかの方法で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
授業の進め方、研究ポリシー、研究倫理などについて詳しく説明する
第2回:研究発表1、文献収集指導1
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。文献収集についての個別指導
第3回:研究発表2、文献収集指導2
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。文献収集についての個別指導
第4回:研究発表3、文献収集指導3
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。文献収集についての個別指導
第5回:研究発表4、実験調査指導1
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第6回:研究発表5、実験調査指導2
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第7回:研究発表6、実験調査指導3
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第8回:研究中間発表会
自分の研究の現状について15分でプレゼンテーションする。
第9回:研究発表7、実験調査指導4
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第10回:研究発表8、実験調査指導4
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第11回:研究発表9、実験調査指導5
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第12回:研究発表10、実験調査指導6
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第13回:研究発表11、実験調査指導7
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
第14回:研究発表12、実験調査指導8
受講者は、研究の進展状況、問題点等について発表を行う。他のメンバーはそれにアドバイスを行う。実験と調査について個別に指導する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回必ず、自分の研究の進行状況について説明してもらいますので、説明用資料を作成してくること。
その前提として、毎週必ず、自分の研究を少しずつでも進展させること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない
参考書References
共通の参考書は指定しない。各自のテーマに従って個別に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
<成績評価の方法と基準>
授業時のディスカッションへの参加50%、レポート50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年、高く評価されています。本年度もさらに興味深くスキルの身につく演習になるようにがんばります。とくにプレゼンテーションの指導に力を入れます。
その他の重要事項Others
楽しい授業にしたいと思います。そのため、各自が積極的に発言するなどの参加をお願いします。
この授業は出席することが重要である。出席が規定日数に達さない場合には、就職が決まっていても単位を与えないので注意すること。欠席が多い場合には、メールによって2回だけ警告を行う。就職試験などでやむを得ず、欠席する場合には、必ず事前に届けること。この場合には、授業のかわりに、上限4回まで個別指導を出席とすることもあるが例外的な措置であるのでそのつもりで。