文学部Faculty of Letters
PSY200BG(心理学 / Psychology 200)心理学測定法Ⅰ心理学測定法Ⅰ
押尾 恵吾Keigo OSHIO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3611 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | W組 |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this class, students will acquire basic skills to conduct research using the questionnaire method which is common among psychological measurement methods.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心理学の測定法の中でも一般的な,質問紙(アンケート)法を用いて,自分自身で研究を行うための基礎的な力を習得することが授業の目的です。
到達目標Goal
半期の授業が終了した時点で,以下のことができるようになっていることが到達目標です。
1.質問紙作成のための基礎的な知識を理解し,説明すること。
2.既存の質問紙(心理尺度)を利用して,質問紙研究を計画・実施すること。
3.得られたデータに対して,適切な分析および解釈をすること。
4.発表の場で,的確で効果的なプレゼンテーションを行うこと。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
心理学の中でもよく用いられる「質問紙法」について,基礎的な手続きを一通り経験してもらいます。研究倫理や質問紙作成上の注意,技術的な側面から始め,質問紙を配付し,データを回収する上での留意点を学びます。そして,既存の質問紙を利用して,実際にデータを採り,基本的な分析をするという課題解決型学習(PBL)に取り組みます。
2回目から5回目までの授業では,反転授業の形態を採ります。事前に教科書およびビデオ教材によって予習をし,予習教材に設定されている課題を完成させた上で授業に参加し,授業時間内ではその予習教材の課題に関する話し合いなどの班活動(グループワーク)を行うという方法です。6回目以降も事前に予習教材の課題に取り組んだ上で,授業時間内の班活動に臨みます。研究成果の発表(プレゼンテーション)を含め,班活動が中心になりますから,必ず責任持って出席することが受講の条件となります。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、授業内で紹介し、全体に対してフィードバックを行います。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
シラバス記載事項の確認と補足説明,班構成,受講上の注意
第2回:質問紙作成の基礎
質問紙作成作業の流れと留意点
第3回:質問紙法の実施方法
配付及び回収の方法
第4回:心理尺度の作成
尺度とは,信頼性・妥当性
第5回:使用する心理尺度
一般的な質問紙調査の構成,具体的な心理尺度を知る
第6回:研究計画決定
研究計画申請書作成と質問紙の原版作成
第7回:質問紙の印刷・製本と,結果の入力
データのコーディングと入力方法
第8回:質問紙の実施1
質問紙への回答
第9回:質問紙の実施2
質問紙への回答およびデータ入力
第10回:結果の分析と考察
分析方法の確認と発表すべき結果の吟味
第11回:発表準備1
結果の考察及び発表資料の作成
第12回:発表準備2
スライドの作成
第13回:発表1
研究成果の発表および発表に対するコメント
第14回:発表2+総括
研究成果の発表および発表に対するコメント+発表内容の振り返り
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回,授業支援システムを通じて提示される予習教材の課題に取り組み,事前に提出した上で授業に参加してください。特に2回目から5回目の授業では事前にビデオ教材を視聴してから課題に取り組む必要があります。予習課題以外にも,自分たちの班で取り組むテーマの選定や,参考とする先行研究の文献検索や読解,発表準備などは授業外にも行う必要性があります。調査を行えるように質問紙を作成するなどの作業も必要です。研究成果の発表時には,練習を授業外で自主的に行うことが有効です。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「心理学マニュアル 質問紙法」(鎌原雅彦・宮下一博・大野木裕明・中澤潤(編著),北大路書房,1998年)他に,適宜プリントを配布します。
参考書References
レジュメの作り方や引用の仕方については,参考文献として次の本を持っていることを前提にして説明しますので購入してください。
「大学基礎講座」(藤田哲也(編), 北大路書房, 2006年)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(40%)…平常点は,予習課題の事前提出と,出席して積極的に授業に参加することを評価の対象とします。積極的な授業への参加には,班活動に能動的に関わり,発表時に質疑応答をするなど,受講生相互の交流に貢献することも含みます。授業の終わりに振り返りを行い,質問・意見・感想等を書いて提出すること,授業内およびH'etudesの掲示板上でほかの班の発表に対してコメントすることも評価の対象に含まれます。
研究(40%)…実際に作成した質問紙の適切さ,発表資料(レジュメ)・発表内容・発表のしかたのそれぞれの正確さとわかりやすさ,質疑応答の適切さが評価の対象です。
班活動(20%)…班ごとの研究に対する評価と,授業への参加回数を考慮して,班活動への貢献度を評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
その他の重要事項Others
詳しい授業の運営方針や授業計画の説明および班分けをしますので,受講希望者は初回の授業に必ず出席してください。