文学部Faculty of Letters
PSY100BG（心理学 / Psychology 100）心理学基礎実験Ⅱ心理学基礎実験Ⅱ
矢口 幸康Yukiyasu YAGUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | A3710 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | X組 |
| 昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and knowledge needed to achieve a psychological experiments using Superlab(or Lab.js）.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
心理学の重要な研究法として実験法があります。この授業では、心理学実験プログラムsuperLab（場合によってlab.js）を使って、実験を遂行する能力を身に付けます。
到達目標Goal
心理学実験プログラムsuperLabはPC上での実験実施を可能とし、反応時間・正答率・主観的評価などの様々な行動指標を測定することができます。行動指標に関わる5つの基本的テーマの実験でデータ測定を行い、実験レポートとして完成させる能力を身につけることを目指します。また、オンラインで実施する場合は上記内容をブラウザ上で実施可能なLab.jsを使用します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講者は実験プログラムの作成およびデータ計測を体験し、受講者全員分のデータを集計・共有します。その作業を通して、５つの実験ごとに｢目的と方法｣「結果の整理」「考察」の枠組みをもった実験報告レポートを各自が提出します。５つの実験は以下の通りです。
1 サイモン課題：選択反応反応の計測
2 ストループ効果：インク色同定反応時間、誤答率の計測
3 ミュラーリヤー錯視：主観的等価点の計測
4 視覚的探索：探索反応時間の計測
5 心的回転：正答率及び反応時間の計測
*課題は変更の可能性があります。その際は速やかに周知します。
＜授業形態について＞授業は原則として対面式で実施する予定ですが、感染流行状況を鑑みオンラインで実施する場合があります。
＜フィードバックについて＞提出された各課題レポートはHoPPii上で添削した上で修正点などについてフィードバックする予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：授業概要の説明
5つの実験概要の説明
第2回：実験プログラムの学習
lab.jsの使い方
第3回：サイモン課題（1）
選択反応時間計測の解説及び実験実施
第4回：サイモン課題（2）
選択反応時間計測の結果の共有及び統計解析
第5回：サイモン課題（3）
選択反応時間計測の統計解析結果及びレポート作成に向けた解説
第6回：ストループ効果実験(1)
インク色同定時間および誤答率計測の解説及び実験実施
第7回：ストループ効果実験(2)
インク色同定時間および誤答率計測の結果の共有及び統計解析
第8回：ストループ効果実験(3)
インク色同定時間および誤答率計測の統計解析結果及びレポート作成に向けた解説
第9回：ミュラーリヤー錯視実験(1)
主観的等価点計測の解説及び実験実施
第10回：ミュラーリヤー錯視実験(2)
主観的等価点計測の結果の共有及、統計解析及びレポート作成に向けた解説
第11回：視覚的探索実験（1）
探索反応時間の計測の解説及び実験実施
第12回：視覚的探索実験（2）
探索反応時間計測の結果の共有、統計解析及びレポート作成に向けた解説
第13回：心的回転の実験（1）
心的回転の正答率及び反応時間計測の解説及び実験実施
第14回：心的回転の実験（2）
心的回転の正答率及び反応時間計測の結果の共有、統計解析及びレポート作成に向けた解説
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の内容に合わせて、データの整理及び解析、レポート作成を学生各自で授業時間外に行う。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
用いません
参考書References
統計処理法の解説書などを適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート評価100％(５課題レポートの平均点)で評価します。
なお以下の条件に当てはまる場合は上記の基準を満たしていても成績評価をE判定とします。
①3回以上の欠席（出講禁止となる感染症・忌引きによる欠席はカウントから除外します）
②授業進捗を妨害する言動に対する注意が3回以上
③レポートにおける文献引用に基づかないコピペ、受講者同士での文章および図表の共有が発覚した場合。受講生同士での共有はどのような事情であっても該当者全員をE判定とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業に対して概ね好意的な意見をいただきました。
オンラインでの実験実施に伴うサーバトラブルが発生したので、今年度オンラインで実験を実施する場合は退所できるようにいたします。
その他の重要事項Others
クラス授業で、Xクラスが受講対象です。