文学部Faculty of Letters
GEO300BF(地理学 / Geography 300)自然地理学特講(1)自然地理学特講(1)
羽佐田 紘大Kodai HASADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3500 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces geomorphological and sedimentological survey methods and use of geographic information system (GIS) in fluvial-coastal plains.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、自然地理学、特に地形学・堆積学分野の調査方法を修得していく。また、地形学での地理情報システム(GIS)の活用についても学んでいく。
到達目標Goal
地形学・堆積学分野における地形や堆積物の観察・解析・分析方法を把握できる。
地形学にかかわる地理空間情報をGISで表現できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義および実習形式で進めていく。講義ではスライドを投影して説明していく。スライドに多くの図や写真を示すことで、視覚的に理解できるように努める。また、実習として、地形・地質の観察、堆積物の観察・分析、地質断面図作成、GISを用いた地図作成等を行う。実習での成果をレポートとして提出してもらう。次回の授業開始時に前回提出された課題に対する解説を行う。なお、実習形式を取り入れていることもあり、授業の進み具合に応じて授業計画を若干再調整する可能性もある。その際はその都度学習支援システムでお知らせする。
※現状では対面形式を想定しているが、場合によってはオンライン形式(学習支援システムによる教材提示型またはZoomを用いたリアルタイム型)で実施する可能性もある。それに伴う授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス/日本の沖積低地
授業の概要、計画、評価方法等を説明する。日本における沖積低地の分布を解説する。
第2回:沖積低地での調査
沖積低地での地形学・堆積学的な調査について述べる。
第3回:沖積低地と沖積層(1)
沖積低地の地形について説明する。
第4回:沖積低地と沖積層(2)
沖積層の層序区分について説明する。
第5回:堆積相と堆積システム
堆積相と堆積システムについて解説する。
第6回:沖積低地と土砂供給
過去数千年間の土砂供給量の変化について説明する。
第7回:堆積物の観察・記載
実際に堆積物を観察し、読み取れる情報を記載する。
第8回:堆積物の分析
堆積物の目視での観察結果と泥分含有率の測定結果を比較する。
第9回:地質図(1)
地質図、地質断面図について説明する。
第10回:地質図(2)
地層境界線の描き方を解説する。
第11回:地理情報システムの活用(1)
取得したデータをGIS上に取り込む。
第12回:地理情報システムの活用(2)
得られたデータを基に地図を作成する。
第13回:ボーリング柱状図と地下構造の復原
ボーリング柱状図に基づく地下構造の復原について解説する。
第14回:野外実習:地形・地質の観察・記録
実際に地形や地質を観察し、フィールドノートに記録する。野外での実施が困難な場合には、バーチャルで行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前回までの授業内容を復習する。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。授業中に適宜プリントを配布する。学習支援システムにもその都度資料をアップロードする。
参考書References
授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート(70%)および平常点(30%)により評価する。原則1/3以上の欠席者は評価の対象としない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実物(地形や堆積物)に触れられる機会を増やすことを心掛けます。また、学生の受講環境に応じて、柔軟に対応できるよう努めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
GISアプリケーションを使用するため、各自PCを所有していることが望ましい。各自のPCにQGIS 3.10(https://qgis.org/ja/site/forusers/download.html)をインストールしてもらう予定である。
その他の重要事項Others
10月か11月の土曜日もしくは日曜日に野外実習(関東圏の日帰り巡検)を実施する予定であるため、そのように心構えをしてほしい。第1回の授業で日程調整を行う。