文学部Faculty of Letters
HIS300BE(史学 / History 300)日本中世史演習日本中世史演習
大塚 紀弘Norihiro OHTSUKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3130 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Read the medieval Chinese texts and train the ability to understand the contents deeply.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
春学期は、鎌倉幕府の歴史書である『吾妻鏡』の講読を中心とし、担当者の読解・考察についての報告を基に全員で議論する。秋学期は、日本中世史に関する自由発表を中心とし、担当者の研究または論文批評の報告を基に全員で議論する。中世の漢文史料を読解する基礎的な力を養成し、中世の国家・社会・文化等について批判的に研究する方法を習得することを目的とする。
到達目標Goal
中世の漢文史料を正しく訓読した上で、語句を調べ、内容を正確に理解し、現代語訳することができる。所定の事項を満たしたレジュメを作成し、発表することができる。関連史料や先行研究を収集・読解して内容を整理し、自分なりの論点を提示することができる。鎌倉幕府や朝廷、鎌倉や京都の都市社会を中心に、日本中世史に関する事柄について、自身の見解を提示あるいは発言することができる。所定の条件を満たしたレポートを書くことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習形式で進める。担当者が発表レジュメに基づいて発表した後、発表内容に基づいて、司会者の進行のもと、全員で議論する。また、日本中世史に関係する史跡や博物館を見学する機会を設ける。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」または「メール」を通じて行なう予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
通年
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:『吾妻鏡』とは(1)
履修のガイダンス
第2回:『吾妻鏡』とは(2)
史料の性格と調べ方の解説
第3回:『吾妻鏡』講読(1)
読解・考察の報告と議論
第4回:『吾妻鏡』講読(2)
読解・考察の報告と議論
第5回:『吾妻鏡』講読(3)
読解・考察の報告と議論
第6回:『吾妻鏡』講読(4)
読解・考察の報告と議論
第7回:『吾妻鏡』講読(5)
読解・考察の報告と議論
第8回:『吾妻鏡』講読(6)
読解・考察の報告と議論
第9回:『吾妻鏡』講読(7)
読解・考察の報告と議論
第10回:『吾妻鏡』講読(8)
読解・考察の報告と議論
第11回:『吾妻鏡』講読(9)
読解・考察の報告と議論
第12回:『吾妻鏡』講読(10)
読解・考察の報告と議論
第13回:『吾妻鏡』講読(11)
読解・考察の報告と議論
第14回:鎌倉幕府と都市鎌倉
講読・議論内容の総括
秋学期
第15回:自由発表(1)
研究または論文批評の報告と議論
第16回:自由発表(2)
研究または論文批評の報告と議論
第17回:自由発表(3)
研究または論文批評の報告と議論
第18回:自由発表(4)
研究または論文批評の報告と議論
第19回:自由発表(5)
研究または論文批評の報告と議論
第20回:自由発表(6)
研究または論文批評の報告と議論
第21回:自由発表(7)
研究または論文批評の報告と議論
第22回:自由発表(8)
研究または論文批評の報告と議論
第23回:自由発表(9)
研究または論文批評の報告と議論
第24回:自由発表(10)
研究または論文批評の報告と議論
第25回:自由発表(11)
研究または論文批評の報告と議論
第26回:自由発表(12)
研究または論文批評の報告と議論
第27回:自由発表(13)
研究または論文批評の報告と議論
第28回:日本中世史研究の課題
報告・議論内容の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
『吾妻鏡』講読では、全員が事前に講読する部分の訓読文を作成する。担当者は担当部分を読解し、関係する論文や史料を収集・読解・整理し、発表レジュメを用意する。発表後、レジュメを修正して全員に配布する。自由発表では、全員が事前に発表に関係する論文を読み、批評文を作成する。担当者は、発表1週間前までに論文をコピーおよびスキャンし、全員に配布する。また、関連する論文や史料を収集・読解・整理し、発表レジュメを用意する。春学期末、秋学期末の2度、所定の課題についてのレポートを執筆する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『吾妻鏡』講読では、講読する部分のコピーを配布する。自由発表では、担当者が論文のコピーを配布する。
参考書References
授業時に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点56%(宿題提出28%、発言28%)、発表点22%(春学期11%、秋学期11%)、学期末レポート点22%(春学期11%、秋学期11%)の合計で評価する。春学期・秋学期それぞれ5回以上、正当な理由なく欠席した場合は、D評価とする。担当の発表、レポートを正当な理由なく1度でも怠った場合は、D評価とする。正当な理由によって欠席した場合は、自作の「欠席理由書」を提出すれば考慮する。評価基準の詳細は、初回に指示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
議論が活発になるように努める。