文学部Faculty of Letters
BSP200BD(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 200)英語表現演習(Writing)(6)B英語表現演習(Writing)(6)B
宮川 雅Tadashi MIYAKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2837 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces undergraduate students to various modes of writing in English. English writing is heterogeneous, and more varied than simply learning how to write academic essays. Students will participate in a weekly workshop including reading and writing "Narration," "Description," "Exposition," and "Argumentation." These activities will develop an awareness of "style," and also an awareness that the practice of writing is embedded in everyday life. The course aims to help students experience the pleasure of writing in addition to guiding them toward the improvement of their skills of analysis and critical thinking.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
秋学期のBがほんとうの実践篇になるかもしれないが、伝統的な修辞のモードとされてきた、Narration、Description、Exposition、Argument についての作文を試みる、前段階として春学期に理論篇としてスタイルについて学んだ、それを時々復習する。
英語のライティングの世界は、あたりまえだけど、広い。異なるジャンルについて、異なるスタイルについて、あれこれと考えながら、味読し、書くという営みを続けることで、英語についての意識を高めることが目的である
到達目標Goal
・毎週継続して、50~200ワードの英文を書き続けることができる。
・英語の文体と構造について理屈を語れるようになる。
・自身の文章について、その意図や特徴を説明できる。また、どう推敲すればより良い文章になるのか理解し、これを実践することができる。
・他者の文章についてその良い点・悪い点、特徴を分析し、自身の英語力(writing と reading の)向上につなげることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・毎週ライティング(あるいはリーディング)課題を出すので、それに沿って(授業前日までに)英文を執筆してもらう。授業では履修者同士でお互いのペーパーにコメントをし、どうやったらよりよい文章になるのか、どういった点に気をつければいいのかを考えてもらう。週ごとのテーマに応じて、担当講師による当該ジャンルの概説・解説をおこなう。履修者同士のディスカッション、講師と学生の双方向的なコミュニケーションを基軸とする、ライティング・ワークショップ形式で授業を展開する。初回授業で参加人数を確認し、クラスのサイズに合わせて授業内容を調整する。
・授業で提出されたリアクションペーパーなどにおけるコメント・質問へは、そのうちのいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックをおこない、議論に活かします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
英語ライティングの世界とアカデミック・イングリッシュの関わりを考える。
第2回:Narration――出来事について書く①
英字新聞を参照しつつ、ジャーナリストになりきってニュース記事を書いてみる。
第3回:出来事について書く②
文学事典の作品項目や、論文における作品要約を参照しつつ、過去に起こった出来事について記述してみる。
第4回:出来事について書く③
出来事に遭遇する「私」(一人称)の視点について考える。
第5回:Description――言葉によるスケッチ①
telling と showing。
第6回:言葉によるスケッチ②
外に出かけて言葉によるスケッチをおこなう(写生大会)。
第7回:言葉によるスケッチ③
天気に関わる文章を読み、エコ・クリティシズムについて概説する。
第8回:Exposition――ハウ・ツーものを書く①
取説的な文章や解説的な文章の作法――命令形。
第9回:Exposition――ハウ・ツーものを書く②
料理本やゲーム本を読んでみる。
第10回:Exposition――ハウ・ツーものを書く③
自分の趣味領域でハウツーものを書いてみる。
第11回:Argumentation――本について書く①
研究の世界における「書評」の役割・位置づけを考える。実際に英文雑誌に掲載された書評を読んでみる。
第12回:本について書く②
実際に書評を書いてみる。「論文」のスタイル習慣について学ぶ。
第13回:本について書く③
前回に引き続き、書評を書いてみる。これを踏まえて、研究における二次文献の精査(のやり方)を考える。
第14回:秋学期の総括
1年間のまとめをおこな、今後の課題を整理する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業課題に基づいて、毎週50~200ワード程度の英文を執筆し、授業で公開・共有できる状態にしておく。(2時間半)
・授業中のコメントを踏まえ、授業後に自身の文章を読み直す。どういった修正・推敲の余地があるか考える。(30分)
・授業で扱うジャンルについて、関係する文章をサンプル・お手本として目を通す。リーディングを通じて、それぞれのジャンルの特性を理解する。(1時間)
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
折に触れて(配布プリントの中で)紹介したり、抜粋プリントを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎週のライティング課題に対する取り組み 70%
学期末レポート 30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
その他の重要事項Others
《重要》(他の該当科目と共通する重要事項)
「英語表現演習(Writing)」(5)(6)(7)(8)、「英語表現演習(Speaking)」(5)(6)(7)(8)、「英語表現演習(翻訳)」(1)(2)と「Academic Writing」の春学期秋学期科目合わせて22科目については、今年度から英文学科指定の「定員」数が設定され、かつ英文学科全体で「事前抽選」制度が導入されます。抽選が4月頭(初回授業日よりも前)に実施されるので、必ず期日内に申請し、「事前抽選結果」を確認してください。さらに、「事前抽選結果」発表時に掲示される、定員に空きのある科目を追加で履修希望する場合、春学期授業初回に担当教員による選抜がありうるので、必ず出席してください。