文学部Faculty of Letters
LIT300BC(文学 / Literature 300)ゼミナール8Aゼミナール8A
伊海 孝充Takamitsu IKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2629 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Our goal is to come into contact with as many Noh plays as possible and to deepen our understanding of Noh theater. We will be exposed to as many Noh plays as possible during our time in the seminar, and at the same time, we will accumulate knowledge about the history of Noh. Noh is a comprehensive art form that originated in the Muromachi period. By deepening our knowledge of classical literature, Japanese culture, and various performing arts, we will be able to understand the performing art of Noh from multiple perspectives.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
多く能の作品に触れ、能楽についての理解を深める。ゼミ在籍中にできるだけ多くの作品に触れると同時に、能の歴史についても知識を蓄える。また能は室町時代に生まれた総合芸術である。古典文学・日本文化・様々な芸能に対しての造詣を深めることによって、多角的に能という芸能を捉えることができるようにする。
到達目標Goal
能を専門的に学ぶだけでなく、学んだ知識をアウトプットするまでが勉強・研究である。春学期は発表・発言するための土台作りに主眼をおき、どのような方法で調べれば、発表資料の作成ができるかを経験的に知ることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、基本的に個人の発表形式で進める。はじめに参考文献一覧を渡すので、それをもとに、能の作品の概要・歴史・問題点を調査した資料を作成し、口頭発表を行なう。年1,2回程度、能楽堂へ鑑賞に行き、夏期は、能楽に関わる芸能の見学を兼ねて合宿に行く予定。
授業のはじめにリアクションペーパーからいくつか取り上げて、フィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
ゼミ生の自己紹介と年間の計画を相談。
第2回:能楽の基礎知識
能と狂言の関係とそれぞれの芸能的特質について。
第3回:能の種類
能の分類について解説する。
第4回:能の歴史について
世阿弥の功績と能作者について。
第5回:能の演技
実技体験(予定)。
第6回:能楽研究事始(1)
研究の方法と実践。
第7回:能楽研究事初(2)
「本説」と他芸能との関係。
第8回:謡曲精読(1)
脇能を口語訳しながら精読する。
第9回:謡曲精読(2)
修羅能を口語訳しながら精読する。
第10回:謡曲精読(3)
鬘物を口語訳しながら精読する。
第11回:謡曲精読(4)
物狂能を口語訳しながら精読する。
第12回:謡曲精読(5)
四番目物を口語訳しながら精読する。
第13回:謡曲精読(6)
鬼能を口語訳しながら精読する。
第14回:春学期のまとめ
これまで精読した作品を踏まえ、全体討論。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自主的に能楽鑑賞に行くことを勧める。能楽だけでなく、歌舞伎・人形浄瑠璃にも観劇に行ってほしい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『謡曲集』(伊藤正義校注、新潮社、1983〜1988年)
参考書References
『風姿花伝・三道』(竹本幹夫校注、角川書店、2009年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での発表 40%
授業での発言やゼミ活動への積極的参加 40%
学期末レポート 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2年生には能楽の基礎知識に関する説明は丁寧に行ないます。3年生はその知識を研究に活用する機会を作ります。