文学部Faculty of Letters
LIT200BC(文学 / Literature 200)日本文章史B日本文章史B
細沼 祐介Yusuke HOSONUMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2443 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces the transition of writing and reading in Japanese
literature, focusing on literary theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本文章史Bでは、Aの内容を踏まえながら、「作品」を構成する文章以外のファクターにも目を向けつつ、それが文章自体の鑑賞にどのような作用をもたらすかも学んでいきます。
到達目標Goal
日本文章史B(秋学期)では「虚と実」、「メディア」、「読み」の三つのテーマでそれぞれの推移を学びます。これらの項目にのっとり、これまで文学作品がどう読まれ、どう理解されていったかについて学ぶことを目的とします。また、それらを意味づけるために援用する各種の文学理論について理解することを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現時点では対面による講義形式を考えていますが、今後の状況次第で変更の可能性もあります。授業内ではリアクションペーパーの提出を求めますが、よい内容は授業内で紹介するほか、内容によっては授業の展開自体に反映させるつもりです。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
春学期を踏まえての今後の展開について
第2回:虚と実の文学史①
文学作品の虚構性について
第3回:虚と実の文学史②
虚構を書く/読む意味について
第4回:虚と実の文学史③
自然主義と私小説について
第5回:虚と実の文学史④
メタフィクションについて
第6回:メディアの文学史①
受容理論について
第7回:メディアの文学史②
パラテクストの作用について
第8回:メディアの文学史③
ジャンルの功罪について
第9回:メディアの文学史④
メディアの差異による技巧の変化について
第10回:読みの文学史①
読者の変遷について
第11回:読みの文学史②
文学作品の鑑賞について
第12回:読みの文学史③
読むための理論について
第13回:読みの文学史④
「よりよく読む」ことについて
第14回:まとめ
秋学期の総括および課題提出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
秋学期同様、各授業において、代表的な例として具体的な作品名を挙げることがあります。その場合次の授業までに必ず読んでおいてください。手に入りやすく短いものを挙げるつもりですが、たとえ書き手であっても読解力や資料の捜索能力は大前提として不可欠です。以下の参考書を含めて、怠ることなく積極的に多くを読んでいきましょう。その場合の準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
直接テキストとして指定する本はありません。そのかわり以下の「参考書」の項目にある本は適宜参考にしますので、復習する際に参照してください。
参考書References
①廣野由美子『批評理論入門』中公新書、2015 年 2 月
②蓼沼正美『超入門! 現代文学理論講座』ちくまプリマー新書、2015 年 1 月
③真銅正宏『小説の方法』萌書房、2007 年 4 月
このうち一冊読んでおけば問題ありません。② → ① → ③の順で難しくなりますが、そのぶん網羅的に学べます。おすすめは①です。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート 50 %、授業内でのリアクションペーパー (内容および提出状況含む)50 %で評価します。仮に今後の情勢に応じて授業形態の変更があった場合はその都度連絡します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
まだ予断を許さない状況が続いていますので、学習支援システムを用いて課題等のやりとりをする可能性があります。