教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
発達・教育の理論ⅡTheories of Education II
山下 大厚Daikou YAMASHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LB103 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the current education reform in Japan and the discussion of its social background and problems to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
新たな学習・学力、地域との連携、危機管理、多様性の包摂など「改革」が学校教育に求められる背景と課題、公教育を支える教育行政、学校経営、教員の役割に生じた新たな課題などについて理解する。
到達目標Goal
社会の変化と課題、あるいはまた地域に対して「開かれた学校」であることが求められ、その対応が、学校の社会的・制度的・経営的課題となっている。「開かれた学校」づくりの意味と課題、問題点について理解を深める。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は配布資料や映像を用いて行なう。振り返りテストや小レポートはその都度、講評し疑問や感想に応じたい。また授業計画は適宜変更がありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーションと受講上の注意
公教育を取り巻く現代的課題と「改革」を迫られる学校
第2回:公教育制度の基盤
公教育の原理と理念、教育法体系
第3回:公教育制度の行政と組織
教育行政機構及び学校組織と教員組織
第4回:学力とカリキュラム行政
「新しい学力」と教育課程行政
第5回:教育機会の保障と基盤
改正教育基本法と教育財政
第6回:教職員の働き方改革
改革のポイントと問題点
第7回:学校のガバナンス
学校経営とアカウンタビリティ
第8回:地域と連携協働する学校
コミュニティスクールの目的と課題
第9回:学級制度と学級経営
担任の職務と学級経営の課題
第10回:危機管理と安全教育
事故災害,いじめ,ハラスメントの対応
第11回:多様性の包摂と機会保障
不登校、LGBT、外国籍などへの対応
第12回:インクルーシブ教育
特別の支援や配慮が必要な子どもたち
第13回:非行少年の社会的包摂
自立支援、更生を支える仕組みと課題
第14回:学習指導要領の変遷
昭和と平成の教育は何を求めてきたか
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とする。教材の予習、振り返りテストを活用した復習により理解を深めること。また、普段から子供・教育・学校に関する話題や報道にも関心を持つこと。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。各回の講義で必要な資料を配布する。
参考書References
中学校学習指導要領,高等学校学習指導要領(最新版 文部科学省)/佐藤晴雄,2017,『コミュニティ-・スクールの成果と展望:スクール・ガバナンスとソーシャル・キャピタルとしての役割』ミネルヴァ書房/グループ・ディダクティカ編,2012,『教師になること、教師であり続けること―困難の中の希望―』勁草書房/田中正博,佐藤晴雄,2013,『教育のリスクマネジメント―子ども・学校を危機から守るために』時事通信出版局
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法とウェイト:振り返りテスト (50%) と小レポート (50%)。評価の基準:振り返りテストは、学習内容の確認、小レポートについては、そのときのテーマを適切に理解し、自らの意見や疑問が述べられているか評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
オンライン授業の進め方については、未だ試行錯誤しながら改善を模索しているが、受講生の皆さん方にも、自らの学習姿勢について改めて点検を望む。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムの利用が不可欠である。また学習支援システムの受講者名簿には必ず連絡の取れるメールアドレスを登録すること。
その他の重要事項Others
質問などは学習支援システムの掲示板やメールで受け付ける。この授業は、発達・教育の理論Ⅰと併せて履修することが望ましい。