通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)東洋史特講(中国思想史)Lecture on Oriental History (Intellectual History in China)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:齋藤 勝Masaru SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 小寺 敦 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This lesson deals with the history of Chinese thought from Yin period to Qing dynasty, using the textbook and reference books, and connecting with the Chinese society, politics, economy, religion, and so on of which is the ideological background. This lesson evaluate students' grade by the test of credits(Students must diligently work on papers on the history of Chinese thought).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
地域的には今日の中国中核地域、時代的には殷代から清代に至る思想に関する基礎的事項を、教科書・参考図書を用いて、中国の社会・政治・経済・宗教などの思想的背景と関連づけながら、理解することを目標とする。本授業はリポートおよびその合格後に受験可能となる単位修得試験によって成績評価を行う。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
地域的には今日の中国中核地域、時代的には殷代から清代に至る思想に関する基礎的事項を、教科書・参考図書を用いて、中国の社会・政治・経済・宗教などの思想的背景と関連づけながら、理解することを目標とする。本授業はリポートおよびその合格後に受験可能となる単位修得試験によって成績評価を行う。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
テキストや指定の参考文献を利用しながら、殷代にはじまり、清代に至る思想のおおまかな流れを、その思想の背景となる社会とも関連づけながら学んでいく。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと)。
リポート:課題につき、テキスト・参考文献の内容が咀嚼されているか(当然ながら、参考文献丸写しは不可)。また、論点につき、提出者独自の見解が示されていればなおよい(但し、エッセイ調・時評風のものは不可)。
単位修得試験:通信教育部規定の評点を取得すること。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『東洋史特講(中国思想史)』第1版、小倉芳彦、1958年(※前・通教テキスト『中国思想史』)
内容:殷代から清代までの中国思想史の要点が、簡潔に記されている。社会経済史的な視点が入るように編集されているのが特徴である。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。リポートについて。わずか1つ2つの参考文献のみを参照し、かつその内容を丸写しすることはしてはならない。参考文献の内容をよく咀嚼し、自分の言葉でまとめなおして記述すること。また、これはエッセイや読書感想文ではないので、その種の文章にみられる感想の類を書くことは不要。
単位修得試験について。テキストの内容をしっかりマスターしておけば、合格可能な問題となっている。ただし、テキストを丸暗記する必要はなく、その項目ごとにポイントとなる事項を押さえておけばよい。人物名や文献の名称については最低限覚えねばならないところがあるけれども、それ以上に、思想の歴史的・社会的背景、思想相互の影響関係、思想を構成する諸要素の連関といった、思想の構成やそれが形成されるメカニズムを把握することが重要である。テキストにおいても、そういったところに注意が向くよう書かれている。