通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LIT100TC(文学 / Literature 100)日本文芸学概論Introduction to Japanese Literary Arts
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:藤村 耕治Kouji FUJIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 川鍋 義一 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 日本文学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the basic knowledge of literature and its appreciation by reading many specific literary works to students taking this course.
The goals of this course are to understand literary appreciation, literary study, research methods of literature, and be able to write a paper.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
1.文学鑑賞とはどういうことか、また、その鑑賞の方法について理解する。
2.文学研究とはどういうことか理解する。
3.文学のさまざまな研究方法について学ぶ。
4.以上のことをふまえ、実際に文学研究を実践し、論文を書く。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
1.文学鑑賞とはどういうことか、また、その鑑賞の方法について理解する。
2.文学研究とはどういうことか理解する。
3.文学のさまざまな研究方法について学ぶ。
4.以上のことをふまえ、実際に文学研究を実践し、論文を書く。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
本講座では、まず「文学とは何か」について考え、「文学を学ぶとはどういうことか」ということ、つまり文学鑑賞と文学研究についての認識を深めていく。その過程で、多くの古典といわれる名作や現代の作品も読んでほしいと思う。また、研究の方法について、特にきわめて基本となる在り方や作品分析の方法について、具体的な作品に即して学んでいく。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により以下の点から評価する(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと)。
1.指定市販本 小田切秀雄『文芸学講義―文学作品が書かれるまで』などを使って、文学鑑賞や文学研究について理解している。
2.課題の作品について、きちんとした作品研究を行っている。
3.作品について、論理と実証を心がけて論文としてまとめられている。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本 小田切秀雄『文芸学講義―文学作品が書かれるまで』菁柿堂、2016年、¥2,000+税
※絶版のため生協でのみ取扱い可能
【参考文献】『別冊国文学№51 近代文学現代文学 論文・レポート作成必携』學燈社、1998年、『新研究資料 現代日本文学』①~⑦明治書院、2000年、日本近代文学会編『日本近代文学研究の方法』ひつじ書房、2016年、¥2600+税
※ その他、学会誌『日本文学』日本文学協会、『日本近代文学』日本近代文学会、『昭和文学研究』昭和文学会、『社会文学』日本社会文学会はじめ、雑誌『文学』岩波書店、『国文学 解釈と教材の研究』學燈社、『国文学 解釈と鑑賞』至文堂等のバックナンバーなどに、各作家・作品の研究論文が多数あります。また、それぞれの作家・作品の研究書・論文集も多数出版されています。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
1.指定市販本 小田切秀雄『文芸学講義―文学作品が書かれるまで』などを使って、文学鑑賞や文学研究について、まず学習する。
2.課題作品を丁寧に読み込む。その際の疑問点や問題だと思う点についてメモしておく。
3.作品について研究する。その際、先行の研究論文を一つ以上読み、比較検討する。また、論文の書き方の参考にもする。
4.論理と実証を旨に、論文として研究をまとめる。字数制限を守って縦書きでまとめ、よく推敲して提出する。
5.参考文献・引用の出典を明示する。
※ まず、予備知識無しに作品を読み込み、自身の論のテーマを設定し、その後、先行の研究を読み、それを手本にしつつ、具体的な作品自体に当たって分析考察することが大切です。