通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LAW200TB(法学 / law 200)刑事政策Criminology and Criminal Policy
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:今井 猛嘉Takeyoshi IMAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 田内 清香 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 法学部 法律学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
In this course, you will learn Criminal Policy.
The objective of this course is to understand crime prevention in the criminal justice system.
The contents of this course are the followings:
- Theory of punishment,
- Treatment of criminals,
- Protecting and supporting crime victims,
- Juvenile delinquency,
- View on specific crimes and
- Crime statistics.
Grading will be decided based on the examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
犯罪を防止するための刑事司法制度上の施策の在り方について理解すること。
刑事政策に関連する問題について、俯瞰的な視点から具体的な方策を示す能力を習得すること。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
犯罪を防止するための刑事司法制度上の施策の在り方について理解すること。
刑事政策に関連する問題について、俯瞰的な視点から具体的な方策を示す能力を習得すること。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
この科目では、犯罪を防止するための刑事司法制度上の施策の在り方について学習する。
学習の中心は、刑事司法制度における犯罪対策を基礎付ける刑罰論(刑罰の本質、死刑、自由刑、財産刑)及び犯罪の抑止と犯罪者の社会復帰を目的とする犯罪者処遇(司法的処遇、施設内処遇、社会内処遇)となる。
これらに加え、犯罪予防論、犯罪被害者の保護と支援、少年非行及び各種犯罪とその対策についても理解を深める。これらを体系的に理解することにより、多面的に犯罪現象を捕捉する能力を身に付けることを目標とする。
犯罪対策を検討する前提として、犯罪の数値化により犯罪の増減を把握する犯罪統計、科学的見地から犯罪原因を解明する等の犯罪原因論についても学ぶことが要請される。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位習得試験により評価するが、評価の際は先に提出されたリポートの内容も考慮する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『刑事政策』第3版、川出敏裕・金光旭著、成文堂、2023年、¥3500+税
※第2版(2018年)も使用可とするが、大幅に法改正されているので注意。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
学習の際には、指定されたテキストを熟読し、関連する条文を確認することが必要である。その他にも、『犯罪白書』を参照して、犯罪及び犯罪者処遇の動向を把握することに努めてもらいたい。
また、近時、刑事司法制度では、法改正(刑法の一部改正による拘禁刑の創設及び刑の執行猶予制度の拡充、少年法の一部改正による特定少年の特例等)がなされている。さらに、拘禁刑の創設による影響、仮釈放の期間を巡る問題及び保護観察の実施体制における課題等についても議論されている。このような法改正及び議論等について、図書館やインターネットを利用して、テキスト以外からも情報収集を行い、学習することが望まれる。