通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LAW400TB(法学 / law 400)国際法各論International Law
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:田中 佐代子Sayoko TANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 田中 佐代子、望月 洋佑 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | ※2024年4月よりテキスト(指定市販本)変更 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 法学部 法律学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course provides students with an advanced understanding of public international law with reference to particular topics such as: law of the sea, air and space law, status of individuals and human rights, international dispute settlement, and the regulation of use of force and armed conflict.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
現代国際法の各論分野について基本的な法制度を説明できるようになることが、最低限の到達目標である。
これに加えて、各法制度の歴史的展開と今日の実態を、その背景にある国際社会のあり方をふまえながら深く理解することが求められる。それにより、日々生起する国際問題を法的視点からどのように捉えるべきかを自ら考えるための基礎を築くことが、最終的な到達目標である。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
現代国際法の各論分野について基本的な法制度を説明できるようになることが、最低限の到達目標である。
これに加えて、各法制度の歴史的展開と今日の実態を、その背景にある国際社会のあり方をふまえながら深く理解することが求められる。それにより、日々生起する国際問題を法的視点からどのように捉えるべきかを自ら考えるための基礎を築くことが、最終的な到達目標である。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
国際法は国際社会の法であり、主として主権国家相互の関係を規律する。このうち、国際法各論では、海洋・空域・宇宙といった国家領域以外の空間、個人の地位、人権、国際紛争の平和的解決、武力行使・武力紛争の規律などを扱う。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと。)
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本 柳原正治・森川幸一・兼原敦子編『プラクティス国際法講義』(第4版)信山社、2023年、¥3,900
上記テキストのうち第13章~第24章が本科目の主たる対象である。ただし、その前提として、「国際法総論」の対象範囲(第1章~第12章)も理解していることが必須である。なお、第19章(国際経済法)および第20章(国際環境法)は、独立した科目として扱われることもある分野であり、興味関心に応じて、適宜目を通せばよい。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
学習の際には、テキストに出てきた条文を必ず条約集で確認しなければならない。複数の種類の条約集が出版されており、いずれを使用してもよいが、『国際条約集』(有斐閣)または『ベーシック条約集』(東信堂)を推奨する。
判例については『国際法判例百選〔第3版〕』(有斐閣、2021年)をはじめとする判例集で事実の概要と判旨を確認し、当該事件の位置づけを理解する必要がある。
本科目の学習には、国際法総論で扱われる内容についての理解が前提となる。テキスト第1章-第12章を参照しながら学習を進めることが重要である。