通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)史学概論Introduction to History
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:内田 康太Yasutaka UCHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 秋山 千恵 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the foundation of science of history to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
歴史学を学ぶ際の基本的な知識を整理し、歴史を学ぶことの意味や意義を考えることを目標とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
歴史学を学ぶ際の基本的な知識を整理し、歴史を学ぶことの意味や意義を考えることを目標とします。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
指定市販テキストにもとづいて、歴史学とは何か、史料とは何か、歴史認識とは何かという基本的な問題を考えます。また、世界史の理解をめぐる理論と分析方法がどのように構築されてきたのか、現在、歴史学はいかなる問題に直面しているのかを把握していきます。
【成績評価基準】Grading criteria
指定のテキストをよく読み込んで、内容を理解し、自分なりにまとめているかどうかを評価します。構成、引用、参考文献などリポートの体裁を整えているかどうかも重視します。最終成績は単位修得試験により評価しますが、評価の際は先に提出されたリポートの内容も考慮する場合があります。
単位修得試験はテキストである指定市販本の内容に沿って出題しますので、試験を受ける前に、各章ごとに要点をまとめて全体を見通しておくとよいでしょう。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『岩波テキストブックスα 歴史学入門 新版』岩波書店、福井憲彦、2019年、¥2000+税
歴史学とは何かという問題を、現在直面している諸状況のもとで、研究事例を挙げながら丁寧かつわかりやすく論じています。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックします。テキストの各章で何が論じられているのかを考えながら読んでください。また、テキストとあわせて、以下の文献も参考にしてください。
リュシアン・フェーブル著長谷川輝夫訳『歴史のための戦い』平凡社ライブラリー 1995年
マルク・ブロック著松村剛訳『新版 歴史のための弁明―歴史家の仕事』岩波書店 2004年
二宮宏之『マルク・ブロックを読む』岩波現代文庫 2016年