通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HUG100TE(人文地理学 / Human geography 100)地理調査法(人文編)Geographical Investigation (Human)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:佐々木 達Toru SASAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 佐々木 達、前畑 明美 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
Reading papers, drawing figures, putting results into tables, putting questionnaires, making a table of contents, etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
人文地理学の卒業論文を作成する上で必要とされる基礎的技術を身につけること,それと同時に人文地理学における論文の形式,人文地理学の論文のまとめ方を学ぶこと,それがこの科目の到達目標です。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人文地理学の卒業論文を作成する上で必要とされる基礎的技術を身につけること,それと同時に人文地理学における論文の形式,人文地理学の論文のまとめ方を学ぶこと,それがこの科目の到達目標です。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
5つの設題をこなしていくことによって,人文地理学の卒業論文作成に必要な基礎的技術を身につけていきます。論文を読み読書ノートを作成すること,論理を実証するための図・統計地図を作成すること,研究目的を達成するためのオリジナルな調査票を作成すること,論文の中でもっとも重要な論理,それを示す目次案を作成すること,それらが各設題の意図です。
各課題をこなしていくことによって,卒業論文作成の技術を身に付け,同時に人文地理学の論証方法を学んでいきます。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートは設題(1)~(5)すべてを同時に提出し,それらにすべて合格することによって試験に合格したと見なし,単位が与えられます。リポートそのものが試験なのです。5設題のうち1つでも不合格の場合は,当該設題について再提出を求めます。
設題(1)は論文を正確に読み,過不足なく適切に要約できているか否か,設題(2)・(3)は資料(統計等の「原典」)に自らあたり,それをもとに独自に図・統計地図を作成し,それらに基づいて論理展開できているか否かがそれぞれ評価基準です。図の表現方法の適切さも評価基準の1つに含まれます。設題(4)は研究目的が適切に設定され,その目的達成のためにオリジナルな資料(既存の統計等では得られない資料のこと)を得ようとしたとき必要になる「調査票」が適切であるか否か,設題(5)は研究目的を実証するための論理展開,それが反映されることになる「目次」が明確であるか否か,それらが評価基準です。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『地理調査法(人文編)』第1版,山口不二雄,1992年
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。どこかの報告書の図表や調査票を転載したり,二次資料を利用することでは,この科目の目的は達成されません。資料や統計等の「原典」にあたり,それを加工,つまり図や表を作成し,それらに基づいて論理展開できるように心掛けて下さい。そのためには,まず最初に論文を正確に読むことから始めなければなりません。論文に示されている図表には,使用した資料名が明記されています(図表の下に「資料」とか「出典」等として明記されています)。それらを参考にして資料や統計の原典(具体的な資料・統計名)を確認し,それらを探すことから始めて下さい。