通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
ECN400TB(経済学 / Economics 400)経済政策論BEconomic Policies B
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:濱秋 純哉Junya HAMAAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 濱秋 純哉、持元 江津子 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 法学部 法律学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
① Understanding the role of government and the role of the market mechanism. ② Understanding the public goods provision and how to solve externalities. ③ Understanding the burden of taxation and public bonds as well as the effect of fiscal policy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
①「政府の役割」や「価格メカニズムの役割」を理解する。②公共財の供給決定メカニズムや外部性の解決方法を理解する。③課税や公債の負担、財政政策の効果について理解する。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
①「政府の役割」や「価格メカニズムの役割」を理解する。②公共財の供給決定メカニズムや外部性の解決方法を理解する。③課税や公債の負担、財政政策の効果について理解する。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
経済政策は非常に範囲が広いが、その理解や考察には「マクロ経済学」「公共経済学」の知識が必要不可欠である。このうち後者の「公共経済学」では「政府の役割」「価格メカニズムの役割」を考察しつつ、政府はどの分野に関与すべきで、どの分野は市場に任せておけば良いのかという議論を扱う。また、「政府の失敗」「市場の失敗」が起こる原因や解決方法、課税や公債の負担、財政政策の効果についての理解も重要である。そこで、「経済政策論B」では、公共財の供給決定メカニズムを含め、現代的な「公共経済学」の基礎的な内容を学んで欲しい。
【成績評価基準】Grading criteria
成績評価は100%「単位修得試験」による。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『公共経済学』(有斐閣アルマ)、有斐閣、林 正義・小川 光・別所俊一郎、2010年、¥2,400+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。理論経済学と財政学の学際分野である「公共経済学」は応用ミクロ経済学の一分野として位置づけられ、本来はミクロ経済学の基礎知識が履修の前提となるが、本科目のテキスト(『公共経済学』(林正義・小川光・別所俊一郎、有斐閣、2010年)は、そのような知識がない初学者でも学習できるように構成されている。なお、本テキストには一定の数式が登場するが、所得税や消費税といった税制の根本問題や公債の負担に関する議論を丁寧に考察している良書であるため、意欲的に取り組んで欲しい。
なお、以下の書籍も有益である。
スティグリッツ『公共経済学 上』東洋経済(入門用)
スティグリッツ『公共経済学 下』東洋経済(入門用)
麻生良文『公共経済学』有斐閣(中級)
井堀利宏『基礎コース公共経済学』新世社(中級)
井堀利宏『公共経済の理論』有斐閣(上級)