通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)東洋史特講(東南アジア史)Lecture on Oriental History (History of the Southeast Asia)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:齋藤 勝Masaru SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 澁谷 由紀 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
Outline:Surveying the history of Mainland Southeast Asia
Objectives:Learning basic knowledge and understanding problems about the history of Mainland Southeast Asia
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
この授業では、大陸部東南アジア地域(ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー)の歴史に関する基礎的な知識を身につけ、それを基盤として、当該地域に関する様々な問題を論理的に理解し、自ら探求する力を養うことを目的とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
この授業では、大陸部東南アジア地域(ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー)の歴史に関する基礎的な知識を身につけ、それを基盤として、当該地域に関する様々な問題を論理的に理解し、自ら探求する力を養うことを目的とします。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
大陸部東南アジア地域は、カンボジアの和平と復興が確実なものとなり、ミャンマーの民主化が進行しようとしている昨今、政治的・経済的分野で、この地域は国際的に注目されています。本科目は、この地域の先史時代から近世までの歴史を体系的に学ぶための通信学習の科目です。基礎的な知識を習得し、それにもとづいて関心をもった個別の問題についてリポートを提出したのち、単位修得試験を受験することになります。
まず、テキスト①をよく読み、基本的な事実を把握します。次にリポート執筆に際しては参考書②~⑥を参照してどのようなことが議論されてきたのか捉えてください。最後に近年の研究動向については、参考書⑦と、『史学雑誌』の「回顧と展望」や『東南アジア 歴史と文化』や『東南アジア研究』など専門学術雑誌の最新号を中心に調べてください。
なお参考書⑦は単著であり極めてコンパクトな記述が特徴ですので、テキスト①を読む際歴史の流れを理解するのにも役立ちます。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価します。
リポート評価に関しては、構成や内容を重視します。また、参考文献等はリポートの末尾に文献名を列挙するのではなく、参考にしたまたは引用した箇所それぞれに注等をつけ、著作者・文献名(単行本のタイトル、論文のタイトル・学術雑誌に掲載された論文の場合は論文が掲載されている雑誌名など)・参考にしたまたは引用した箇所のページがわかるようにしてください。参考文献等の書き方がわからない場合は、法政大学図書館のウェブサイト「レポート・論文を書くには」https://www.hosei.ac.jp/library/kensaku/support/report//に記載されている「参考・引用文献の書き方」や、「学習支援ハンドブック」(2021年度版なら50-51頁「レポート書式の例」)を参考にしてください(著作者・文献名・該当ページといった必要な情報が記載されていれば書式は問いません)。
単位修得試験はテキスト①の内容にもとづいて実施するので、充分な準備をして臨んでください。問題の本質や歴史的な意義を正確に理解し、論理的に作文できているかに比重をおいて評価します。
【テキスト名および詳細】Textbooks
【テキスト】
①石井米雄・桜井由躬雄編『東南アジア史①大陸部』1999年、山川出版社、¥3,700+税
※指定市販本(各自購入)
【参考書】
②桜井由躬雄他編『岩波講座東南アジア史1 原史東南アジア世界』2001年、岩波書店
③石澤良昭他編『岩波講座東南アジア史2 東南アジア古代国家の成立と展開』2001年、岩波書店
④石井米雄他編『岩波講座東南アジア史3 東南アジア近世の成立』2001年、岩波書店
⑤桜井由躬雄他編『岩波講座東南アジア史4 東南アジア近世国家群の展開』2001年、岩波書店
⑥斎藤照子他編『岩波講座東南アジア史5 東南アジア世界の再編』2001年、岩波書店
⑦古田元夫著『東南アジア史10講』(岩波新書 新赤版 1883)2021年、岩波書店
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックします。テキストに掲載された地図を確認しながら学習を進めてください。