通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
教職入門Introduction to Teaching Profession
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:寺崎 里水Satomi TERASAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 遠藤 野ゆり |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 教職に関する科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, people aiming for the teaching profession will learn fundamental matters related to teaching jobs, and will decide their aptitude and will aim to raise motivation for the teaching profession.
We will examine the current situations of school education and school teachers, their careers, future
issues and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
教職を将来の選択肢の一つとしてつとして考え、教職の意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解し、教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び身につけておかなければならないのかなど、自らの適性を判断して教職への意欲を高める。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
本科目では、教職を将来の選択肢のひとつとして考え、教職の意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について基本的な知識や考え方を理解し、教職に就くとはどういうことか、そのためにどのようなことを学び、身につけておかなければならないのかなど、自らの適性を判断して教職への意欲を高めることを目的としている。
具体的には、教職の意義及び教員の役割、教員の職務内容を主たる要素として授業を構成する。近年、日々の生活や学習に困難を抱える児童・生徒への対応、保護者や地域課題への対応など、教師が向き合う課題は多様性と複雑さを増している。教職という職業にはこれまで以上に教育するという行為への強い気持ちと生涯にわたって学び続けるという自覚が求められている。また「チーム学校」への対応など、学校の内外との連携も重視されてきており、教員一人ひとりの役割を理解すると同時に組織として諸課題に対応することも期待されている。今日の学校教育や学校教員の現状、かれらを取り巻く諸問題についての概要をおさえながら、教員の仕事のありよう、生き方等について具体的な検討を行い、受講生一人ひとりの教職についての理解を深めていきたい。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートと単位修得試験
【テキスト名および詳細】Textbooks
テキスト
・『改訂版教職概論』高妻紳二郎・植上一希・佐藤仁・伊藤亜希
子・藤田由美子・寺崎里水、協同出版、2017年、¥1,800+税
※新版(2023年2月)も使用可。更新講習の廃止等制度変更を受けて内容が刷新されているため、新規学習開始の場合、新版が望ましい。
参考書・参考資料等
・『中学校学習指導要領』最新版、『高等学校学習指導要領』最新
版、『生徒指導提要』最新版
※いずれもPDFでダウンロード可能
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
第1回:教職の意義:教職のスタートライン(序章)
第2回:教師像の構築―教師という職業世界への接近と大学・教職課程(第1章)
第3回:職業としての教師へのハードル―教員免許・養成制度、教員採用(第1章第1~2節)
第4回:職業としての教師としての成長―研修・免許更新、服務義務(第1章第3~4節)
第5回:教育指導の本質と意義―教育の専門家としての教師(第3章)
第6回:教職の歴史的特質―教職観の変遷と今日の教員の役割(第4章)
第7回:教職に関する実務①―学校という組織の運営、公務分掌(第5章第1~2節)
第8回:教職に関する実務②―教師としてのキャリア(第5章第3節)
第9回:教育の方法①―学習指導要領の位置づけ(第5章第1~3節)
第10回:教育の方法②―能動的な学習への参加、授業のユニバーサルデザイン(第5章第4~5節)
第11回:教師の職務実態①―学級経営、多様化する子供たち(第6章第1節)
第12回:教師の職務実態②―生徒指導・進路指導(第6章第2~4節)
第13回:教職の課題①―子供の貧困、学力格差、力のある学校(第7章第1~2節)
第14回:教職の課題②―「チーム学校」への対応、協働と連携、「共生」社会(第7章第3~4節)
第15回:教職の方向性―変わる子供の学び・学び続ける教師(終章)
単位修得試験