通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
商業科教育法Method of Education in Business
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:遠藤 野ゆりNoyuri ENDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 木村 良成 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 教職に関する科目 |
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Outline (in English)
The goal of this class is to obtain correct recognition and understanding about commercial education in a high school education and to cultivate the foundation of learning and teaching ability on education of the subject. Students consider the nature of commercial education at the high school level, expected utilities and roles.
For that purpose, students are required to learn everything in relation to the concept of learning guidance, nature and target of individual subjects, contents, etc., and to think about suitable learning teaching methods. In addition, they learn with an emphasis on the transition under the educational system after the war.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
商業教育、特に高等学校における商業科教育についての正しい認識と理解を得るとともに、当該教科の教育及び特徴についての学習指導能力の基礎を培う。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
まず最初に、商業教育とは、特に高等学校段階での商業教育とは一体どのような性格の教育なのか。そしてそれにはどのような効用なり、役割が現代社会に期待されているのかを考えてみる。
当該教科の学習指導の前段階として、まず、一般的な商業の学習指導の概念や学習指導計画、学習形態と学習指導法などについて学習する。その後、高等学校の商業教科の組織上の分野、すなわちマーケティング、マネジメント、会計、ビジネス情報および分野共通の科目の性格・目標、内容などとの関連において、これらに適した学習指導法について考える。そのうえで、そのような商業教育は、わが国の場合、いつ頃、どのような社会的経済的背景の体制下に起こり、どのような変遷を経て今日に至ったのか、特に戦後の教育制度の下での変遷に力点をおいてみる。
その後、平成30(2018)年に告示された高等学校学習指導要領を用いて令和4(2022)年度入学生から施行される高等学校商業科教育の目標について検討する。これは教科の目標と学科の目標について検討することになる。これらの目標は具体的には高等学校の教科・科目の履修を通して実現されるものであるため、ここで令和4(2022)年度以降の高等学校の商業に関する教科の種類(科目)および教育課程の編成について触れる。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートと単位修得試験
【テキスト名および詳細】Textbooks
テキスト
①木村良成『商業科教育法』(法政大学 通信教育部)第1版、
2003年
②文部科学省『高等学校学習指導要領解説 商業編』最新版
③遠藤野ゆり『教職課程におけるICT機器の活用・教材研究・
模擬授業』(法政大学通信教育部)第1版、2019年
参考書・参考資料等
・文部科学省『高等学校学習指導要領』最新版
・文部科学省『高等学校学習指導要領解説 情報編』最新版
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
第1回:商業教育の意義概念と商業教育・商業の意義概念をめぐる諸問題(テキスト①第1章第1・2節)
第2回:商業教育の意義と目標(テキスト①第1章第3・4節)
第3回:商学と商業学の概念と認識(テキスト①第1章第5節)
第4回:日本の商業教育の歴史①近代商業制度の成立~昭和初期(テキスト①第2章第1~3節)
第5回:日本の商業教育の歴史②第二次世界大戦前/後の商業教育と学習指導要領(テキスト①第2章第4・5節)
第6回:学習指導要領とその改定及び教育改革(テキスト①第2章第6節・テキスト②)
第7回:商業教育と高等教育(発展的学習を含めて)(テキスト①第2章第7節)
第8回:商業教育の必要性(テキスト①第3章)
第9回:高等学校段階における生徒の理解力と教育方法(テキスト①第4章第1節)
第10回:学習指導の内容と形態(テキスト①第4章第2節)
第11回:学習指導の進め方・学習指導法・情報機器の取り扱い(テキスト①第4章第3・4節・テキスト③第1章)
第12回:通常の指導計画の概要(テキスト①第4章第5節)
第13回:学習指導計画と指導案・教育評価(テキスト①第5章第1・2節)
第14回:教材研究・模擬授業と反省(テキスト③第2・3章)
第15回:外国における商業教育・商業教育の実状と問題点及び課題と解決(テキスト①第6章・テキスト②)・ICT機器の活用(テキスト③第2章)
単位修得試験