JLPJapanese Language Program
HIS300LF(史学 / History 300)JLP: 日本の近現代史(Modern and Contemporary History of Japan)JLP: Modern and Contemporary History of Japan
上品 和馬Kazuma UESHINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | JLPJapanese Language Program |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A8826 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | A305 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
This class aims to deepen your understanding of modern and contemporary Japanese history. The class captures modern and contemporary Japanese history with a focus on diplomacy, politics and economy. During the lessons, students will learn the flow of history from the perspective of how Japan pioneered in living in the each period of its history, namely the last years of the Edo period, the Meiji, Taisho, Showa eras and after World War II. In the first half of the each lesson, students will be enrolled with the basic learning (learning basic knowledge of modern and contemporary Japanese history; a quiz to confirm). In the second half of the lesson, students will conduct activities (pair talks, group discussions, oral presentations on contemporary topics and issues related to the theme). While the lessons will be conducted in an easy-to-understand Japanese language for International students, it is recommended that the students have passed the N1 level of the Japanese Language Proficiency Test (JLPT).
(Leaning activities outside of classroom)
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting, and to be prepared for the review quiz in the next class. Your study time is at least four hours for each class meeting.
(Grading Criteria/Policies)
Your overall grade in the class will be decided based on the following: Mid-term examination 25 %
Therm-end examination 25 %
Assignments 20 %
Quizzes 20 %
in class contribution 10 %
*Students who have missed more than 4 class meetings will not be allowed to take the term-end exam, nor acquire credit.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
このクラスは、日本の近現代史について理解を深めることを目的とします。外交・政治・経済を中心に近現代史をとらえていきます。授業では、幕末から、明治、大正、昭和、現代までの大きな歴史の流れを、各時代を日本がどのように活路を拓いてきたのかという視点から、小テーマに切り分ける形で少しずつ学んでいきます。毎回、授業の前半では、①基本学習(日本の近現代史の基礎的知識の習得、確認のための小テスト)を行います。授業の後半では、②活動(テーマに関連する現代の話題や問題について、ペアトーク、グループディスカッション、口頭発表)を行います。
なお、授業は、留学生を対象とするため、平易な日本語で行われますが、受講者は日本語能力試験(JLPT)のN1合格者であることがのぞましいです。
到達目標Goal
国際的な視野から、各時代において日本がどのような状況や課題を克服してきたのか、さらにその流れがどのように現在の日本につながっているのかを理解した上で、それに対して自分の意見が述べられるようになることを到達目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本プログラムの方針、3つのポリシーに関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回、授業の前半では、①基本学習(日本の近現代史の基礎的知識の習得、確認のための小テスト)を行います。授業の後半では、②活動(テーマに関連する現代の話題や問題について、ペアトーク、グループディスカッション、口頭発表)を行います。そのため、受講生の積極的な授業参加を期待します。中間・期末テストについては、筆記テスト以外に、口頭発表を評価対象とする場合もあります。
なお、指導にあたっては、パワーポイントや映像資料なども使用して、理解の促進に役立てるようにします。
以下のファイルやシステムを用いて、授業をすすめますので、それに対応した端末とインターネット環境が必要です。
授業は「Power Point」「Word」「YouTubeの動画」を用いて、多様な活動を行います。
授業で用いるハンドアウトの配布、授業、小テスト、中間・期末テストについての告知は、「Google Classroom」上で行います。
また、小テストの実施や、宿題の提出、フィードバックも、「Google Classroom」上で行います。
さらに、授業後の自律的な学習(復習)のために、授業で用いた「Power Point」(PDF)を、「Google Classroom」にアップする場合があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1.[対面/face to face]:オリエンテーションと授業の導入
授業の進め方と注意点、課題作文
2.[対面/face to face]:欧米諸国は日本に何をしにきたのか
産業革命とは、日本の開国、内戦、江戸幕府の滅亡(幕末)
3.[対面/face to face]:明治維新で何が起きたのか
明治政府の成立、富国強兵、自由民権運動(明治)
4.[対面/face to face]:明治政府は何を目指したのか
内閣制度、大日本帝国憲法、不平等条約の改正(明治)
5.[対面/face to face]:日清・日露戦争は何を争ったのか
日清戦争と日露戦争(明治)
6.[対面/face to face]:第一次世界大戦に日本はどう関係したのか
第一次世界大戦と新たな国際秩序体制の確立(明治)
7.[対面/face to face]:中間テスト
中間テストと前半のまとめと解説
8.[対面/face to face]:大正デモクラシーとは何か
政党政治の展開(大正)
9.[対面/face to face]:中国大陸で軍部がしたこととは
軍部の台頭と国際社会からの孤立(昭和戦前)
10.[対面/face to face]:アジア・太平洋戦争で日本が経験したことは
日中戦争からアジア・太平洋戦争、敗戦(昭和戦前)
11.[対面/face to face]:敗戦後の日本はどうなったのか
戦後改革と日本の独立回復(昭和戦後)
12.[対面/face to face]:高度経済成長はなぜ起こったのか
朝鮮戦争、技術革新(昭和戦後)
13.[対面/face to face]:冷戦後の日本の立場とは
55年体制の崩壊、国際社会における日本の役割(現代)
14.[対面/face to face]:期末テスト
期末テストと後半のまとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目は2単位科目なので授業外の準備時間は、授業1回につき基本4時間です。毎回、授業後に必ず2時間程度の復習をしてください。また、授業前に、日本の近現代史に関する本を読んでおくことをおすすめします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。毎回、ハンドアウトを配布します。
参考書References
正村公宏『世界史のなかの日本近現代史』東洋経済新報社、1996年。
山﨑圭一『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』SBクリエイティブ株式会社、2019年。
鳥海靖『もういちど読む 山川日本近代史』山川出版社、2013年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(20%)・宿題(20%):40%
中間(25%)・期末テスト(25%):50%
授業参加度:10%
※欠席が4回以上の場合、単位は出ません。
※欠席4回以上の学生は期末テストを受験することができません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
口頭発表などの活動によっては、パソコンを持参してもらう場合があります。
その他の重要事項Others
*授業の1週目、2週目はかならず出席してください。3週目に初めて来る学生は、原則クラスを取ることができません。