社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1-0307(社会学 / Sociology 500)外国書講読1(英語)Readings in Foreign Language 1
鈴木 智之
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | X6036 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 多摩,学部「外書講読(社会学)1A」と合同 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this class, we learn the basic ideas of narrative approach in social and human sciences through the reading of Letting Stories Breathe, a socio-narratology by Arthur W. Frank.
Students are expected to read and translate the text or make a summary for the next week.
Grade is decided on the total contribution in the class(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、Arthur W. Frank, Letting Stories Breathe, a socio-narratology を講読することを通じて、社会・人間科学におけるナラティヴ・アプローチの基本的な考え方を学ぶ。
到達目標Goal
ナラティヴ・アプローチは、人間的な現実に接近するための重要な方法論の1つである。この講義では、その理論的な基礎を論じた英文テクストの講読を通じて、社会学的研究に必要な英語力を習得するとともに、研究上の方法論の選択に関する思考力を高めることを目的としている。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テクストの抜粋の全訳と各章の内容の要約をくりかえす形で、英文の講読能力を高めるとともに、内容の全体的な把握を目指していく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
テクストの紹介と講義の進め方の説明
2[対面/face to face]:イントロダクション
テクスト内容の要約
3[対面/face to face]:第1章(1)
抜粋の訳出
4[対面/face to face]:第1章(2)
テクスト内容の要約
5[対面/face to face]:第2章(1)
抜粋の訳出
6[対面/face to face]:第2章(2)
テクスト内容の要約
7[対面/face to face]:第3章(1)
抜粋の訳出
8[対面/face to face]:第3章(2)
テクスト内容の要約
9[対面/face to face]:第4章(1)
抜粋の訳出
10[対面/face to face]:第4章(2)
テクスト内容の要約
11[対面/face to face]:第5章(1)
抜粋の要約
12[対面/face to face]:第5章(2)
テクスト内容の要約
13[対面/face to face]:第6章(1)
抜粋の要約
14[対面/face to face]:第6章(2)
テクスト内容の要約
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
次週に講読する章を読んで、各自が「訳出」または「要約」を準備することが求められる。
本授業の準備学習・復習時間は各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
Arthur W. Frank, Letting Stories Breathe, a socio-narratology, The University of Chicago Press, 2010.
参考書References
アーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手 身体・病い・倫理』ゆみる出版、2002年
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の授業における「訳出」と「要約」および議論への参加を総合的に評価する(100%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当初年度なので、特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
担当教員の専門分野等
<専門領域>
文化社会学、理論社会学
<研究テーマ>
語りの社会学
<主要研究業績>
『不確かさの軌跡 先天性心疾患とともに生きる人々の生活史と社会生活』(宮下阿子、中脇美紀との共著)ゆみる出版、2022年