経済学研究科Graduate School of Economics
ECN561C1-2(経済学 / Economics 500)国際貿易論BInternational Trade B
田村 晶子Akiko TAMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学研究科Graduate School of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X3037 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
Students study the new trade theory considering economies of scale and intra-industry trade. Students also study the new-new trade theory considering firm’s heterogeneity and learn firm’s choice among trade, foreign direct investment and outsourcing in the global competition.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
規模の経済と産業内貿易に注目した新貿易理論、企業の異質性に着目した、新・新貿易理論の基本を理解し、貿易、直接投資(企業の海外進出)、アウトソーシングの選択について学びます。
到達目標Goal
規模の経済に注目した新貿易理論を理解し、産業内貿易を説明できる。企業の異質性に着目した、新・新貿易理論の基本を理解し、企業の貿易と直接投資(企業の海外進出)、アウトソーシングの選択を説明できる。また、直接投資(企業の海外進出)のパターンを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストにほぼ沿いながら、参考文献も適宜に用いて、パワーポイントで講義する。授業内容の理解を深めるために、中間レポートと期末レポートを、受講者全員が授業内で報告し、議論を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1):新貿易理論①
規模の経済と貿易
2):新貿易理論②
独占的競争と貿易
3):輸出対非輸出企業①
輸出企業の特徴は何か
4):輸出対非輸出企業②
企業の異質性と実証分析
5):失業と不平等①
貿易と労働市場の摩擦
6):失業と不平等②
賃金への影響
7):中間レポートの報告
中間レポートの報告と討論
8):水平的直接投資
伝統的な理論と水平的直接投資
9):垂直的直接投資
垂直的直接投資の実証
10):複合型直接投資
複合型直接投資の理論
11):内部化の意思決定①
直接投資の選択
12):内部化の意思決定②
企業内貿易の分析
13):日本企業の海外進出
日本企業の現状
14):期末レポート報告
期末レポートの報告と討論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Elhanan Helpman, Understanding Global Trade, Belknap Press, 2011(翻訳本:ヘルプマン著『グローバル貿易の針路をよむ』本多/井尻/前野/羽田/訳, 文眞堂, 2012)
Krugman, Obstfeld &Melitz, International Economics: Theory and Policy, 11th edition, Global edition, Pearson Education, 2017年(翻訳 クルグマン・オブズフェルド・メリッツ著『クルーグマン国際経済学 理論と政策:上 貿易編(原著第10版)』 丸善出版、2017年
参考書References
清田耕造著『拡大する直接投資と日本企業』、エヌティティ出版、2015
冨浦英一著『アウトソーシングの国際経済学』、日本評論社、2014
田中鮎夢『新々貿易理論とは何か: 企業の異質性と21世紀の国際経済』、ミネルヴァ書房 2015
清田耕造・神事直人著『実証から学ぶ国際経済』有斐閣、2017年
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義への積極的参加による平常点(20%)、中間レポートの報告(30%)、期末レポートの報告(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケート対象外の科目のため、該当なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムを使用する。