経済学研究科Graduate School of Economics
ECN561C1-1(経済学 / Economics 500)国際貿易論AInternational Trade A
田村 晶子Akiko TAMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学研究科Graduate School of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X3036 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students grasp the status quo of international trade using the data, then learn the standard trade theory and understand the trade pattern which makes gain from trade. Students also learn the cost and benefit of trade policy, and conflict concerning the distribution of the gain from the trade.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
貿易データにより国際貿易の現状を把握した上で、どのような貿易パターンが貿易の利益をもたらすかを、貿易理論により学ぶ。また、貿易の利益の分配上の対立についても学ぶ。
到達目標Goal
伝統的な比較優位理論を理解し、貿易の利益がどのように生じるかを理解できる。貿易を制限する貿易政策の費用と便益、地域貿易協定の経済効果を学ぶ。また、貿易利益を分配する上での対立を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストにほぼ沿いながら、参照文献を適宜に用いて、パワーポイントで講義する。授業内容の理解を深めるため、中間レポート、期末レポートを、受講者全員が授業内で報告し、議論をおこなう。初回(4月8日)はオンライン授業を行います。初回授業で受講生の意向を確認した上で、2回目以降は対面授業を行う可能性があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1):イントロダクション
貿易データベースの解説
2):貿易の歴史と現状
貿易データによる現状把握
3):技術と比較優位①
リカードモデル
4):技術と比較優位②
多数財のモデル
5):要素比率と比較優位①
ヘクシャー・オリーンモデル
6):要素比率と比較優位②
データによる検証
7):中間レポート報告
中間レポートの報告と討論
8):貿易政策のツール①
関税の費用と便益
9):貿易政策のツール②
輸入割当の費用と便益
10):地域貿易協定
地域貿易協定の経済効果
11):貿易利益の分配①
貿易利益の事例
12):貿易利益の分配②
分配上の対立
13):貿易利益の分配③
敗者への補償
14):期末レポート報告
期末レポートの報告と討論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Elhanan Helpman, Understanding Global Trade, Belknap Press, 2011(翻訳本:ヘルプマン著『グローバル貿易の針路をよむ』本多/井尻/前野/羽田/訳, 文眞堂, 2012)
Krugman, Obstfeld, and Melitz, International Economics: Theory and Policy, 10th edition, Global Edition, Pearson, 2014(翻訳:クルグマン・オブズフェルド・メリッツ(山形浩生、守岡桜訳)『クルーグマン国際経済学 理論と政策 〔原書第10版〕上:貿易編』丸善出版、2017)
参考書References
清田耕造・神事直人著『実証から学ぶ国際経済』有斐閣、2017年
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義への積極的参加による平常点(20%)、中間レポートの報告(30%)、期末レポートの報告(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケート対象外科目のため、該当なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムを使用する。