SSISSI (Sports Science Institute)
HSS100LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)スポーツ社会学Sports sociology
海老島 均Hitoshi EBISHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9074 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y505 |
配当年次Grade | 1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
(Outline and Objectives)
Sociology give us a new perspective on how we understand the society, which we cannot obtain only from our own experiences. In this lecture, various aspects of sport, both positive an negative ones are considered and discussed, using this tool. All the students who take this lecture will be able to have profound and knowledgeable understanding of what sport is.
(Goal of this course)
The goal of this course is to acquire the ability to think critically about various aspects of sports using sociology.
(Work to be done outside of class)
Students are expected to closely look at the various aspects of sports with perspectives of sociology and develop their own viewpoint about it. References or related URL are introduced in the class, which can be used to complete the assignments or their own researches.
(Grading criteria)
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term end examination:40% In class contribution including the evaluation of the comments paper in each class:60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会学は,我々が実際に暮らしている社会を考えるにあたって,自分の経験だけでは獲得できないような様々な視点を提供してくれる。そうしたツールを利用して,スポーツの光と影,様々な局面を多角的に検討していく。受講生がスポーツに対してより深い造詣を持てるようになることを,本授業は目的としている。
到達目標Goal
1) スポーツに関連した具体的事例を通して,社会学的理論に対する知識を深めていくことができる。
2) 国内外のスポーツに関連する事象に関しての知識を深め,グローバルな視点からスポーツを論じることができるようになる。
3) 社会学的な視点から,スポーツ関連の現象を多角的に見ることができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
文献資料およびスライドや映像資料を用いて講義形式を中心に進める。グループワーク等を用いたインターラクティヴな内容も取り入れる。受講生とのコミュニケーションにリアクションペーパーも活用する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
スポーツとは,スポーツ社会学とは
2[対面/face to face]:グローバル社会の中でのスポーツ
高度化,ビジネス化等のキーワードからグローバル社会でのスポーツの変容を探る。
3[対面/face to face]:現代スポーツの臨界点
ドーピングに代表されるような現代スポーツの問題点を考える。
4[対面/face to face]:オリンピック・スタディーズ
オリンピックの発展,変遷に関して社会学的に探る。
5[対面/face to face]:スポーツと自然環境
オリンピックに代表されるメガイベント開催やスポーツに関連する開発と自然環境の問題を考える。
6[対面/face to face]:スポーツとジェンダー
スポーツにおけるジェンダーバイアスの生成に関して,国内外の事例から考える。
7[対面/face to face]:スポーツと人種・階級
スポーツによる人種や階級の分断,または融合に関して考える。
8[対面/face to face]:スポーツと政治・権力
スポーツと政治の関わり合いに関して,歴史社会学的な研究経緯を示した上で,現代的問題に関して考える。
9[対面/face to face]:スポーツと逸脱の社会学
スポーツにおける暴力,ドーピング等の逸脱行為を社会学的に考える
10[対面/face to face]:スポーツと教育
スポーツと体育の関係性,学校の課外活動におけるスポーツのあり方等を国内外の事例から考える。
11[対面/face to face]:スポーツと地域社会
地域におけるスポーツのあり方を,社会学的観点から考える。
12[対面/face to face]:スポーツ政策とスポーツ振興
我が国のスポーツ政策とスポーツ振興に関する問題を,諸外国の事例と比較して検討する。
13[対面/face to face]:日本社会とスポーツ
日本社会におけるスポーツ文化の発展形態や,その特色について考える。
14[対面/face to face]:スポーツ社会学研究の国際比較
スポーツ社会学研究の国際的な傾向や方法論にについて考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で扱う内容に関連する文献(教科書も含め)を授業前に熟読し,授業時に発言,またはリアクションペーパーへの記述に反映できるようにする。各授業の準備・復習時間はそれぞれ2時間以上を必要とする。
テキスト(教科書)Textbooks
菊幸一他編著『よくわかるスポーツ文化論(改訂版)』(ミネルヴァ書房),2020
参考書References
清水諭責任編集『現代社会におけるスポーツと体育のプロモーション』(大修館書店)他,授業時に,それぞれの単元に応じて指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加度(リアクションペーパー,発言等):60%
試験および随時課すミニレポート:40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
リアクション・ペーパーに書かれた質問,コメントをより有効に活かして授業を展開していく。