スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS300IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)専門演習ⅡSeminar II
木下 訓光Norimitsu KINOSHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M5116 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
[Course outline] The lecture intends to provide basic knowledge and skills of scientific investigation, statistical analysis, and presentation of data.
[Learning objectives] The goal of the lecture is to determine the theme of a graduation thesis by the end of the spring term and to start research in the summer vacation.
[Learning activities outside of classroom] Total hours for studying outside of classroom is estimated to be 4 hours; 2 hour beforehand and 2 hour afterward. Students must report the research design of graduation thesis in detail by the beginning of February. Students are strongly encouraged to visit the laboratory for consultation about their thesis frequently.
[Grading criteria/policy] The grading will be determined on the basis of the following; whether or not the students can determine the theme of their graduation thesis and can start research by the deadline as mentioned above (60%), in class contribution (5%), reviewing scientific and medical literature (5%), presentation of measurement data (10%), participation in experiments (10%), and submitting reports related the topics in the classroom (10%). If a student can’t report the research design of graduation thesis in detail by the beginning of February, the grading of the student will be “D”. Furthermore, the student is not permitted to take the seminar III in the next year.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「読む・分析する・評価する」から「調べる・発表する」へ
到達目標Goal
春学期終了までに卒業研究テーマを確定し、遅くとも夏期休暇までに研究活動を開始する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
研究テーマに沿って調査活動を行う。
研究活動の報告を行う。論理的思考に基づく議論、論文作成の技術などに関して、文献抄読やレポート提出、プレゼンテーションなどを通じて学習する。英語によるプレゼンテーション、文章作成の指導を行う。
各学生の研究に必要な実験・測定を行う。
ヒューマンカロリメーターを用いた測定を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
本専門演習の理念、各学生の目標設定、長期的な学習計画について。課題図書の提示。
2[対面/face to face]:プレゼンテーション・スキル
[演習] 2年生の自己紹介(英語)。3年生による評価。
3[対面/face to face]:プレゼンテーションの方法論
[講義] プレゼンテーションの方法論に関する講義
4[対面/face to face]:プレゼンテーションの演習
[演習] 3年生による課題報告(英語)
5[対面/face to face]:Book Club ①
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
6[対面/face to face]:研究報告会
[演習] 3年生による研究経過の発表会
7[対面/face to face]:体組成①:体組成測定の精度
[講義] 各種体組成測定方法の原理、compornent modelについて理解する。
8[対面/face to face]:体組成②:インピーダンス法
[実習] インピーダンス法による体組成評価を行う。
インピーダンス法の原理について学ぶ。
9[対面/face to face]:体組成③:骨密度
[実習] DXA法による実際に体組成評価を行う。
DXA法および骨密度について理解する。
10[対面/face to face]:Book Club ②
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。
11[対面/face to face]:持久力①:最大酸素摂取量の測定①
[実習] ゼミ生の最大酸素摂取量の測定を行う。
12[対面/face to face]:持久力②:最大酸素摂取量の測定②
[実習] 引き続き前回行っていないゼミ生の最大酸素摂取量の測定を行う。
13[対面/face to face]:持久力③:最大酸素摂取量の分析
[演習] 測定データをもとに、各人の最大酸素摂取量等を分析する。
14[対面/face to face]:持久力④:最大酸素摂取量の比較検討
[演習] 分析データをもとに、各人の最大酸素摂取量等を比較検証する。
15[対面/face to face]:Book Club ③
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。
16[対面/face to face]:LTの測定①
[実習]ゼミ生の LTを測定する。
17[対面/face to face]:LTの測定②
[実習]前回行えなかったゼミ生の LTを測定する。
18[対面/face to face]:LTの分析
[演習] 測定データをもとに、被検者のLT等を検証する。
19[対面/face to face]:Book Club ④
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
20[対面/face to face]:ヒューマンカロリメーターによる測定 ①
運動や身体活動に伴うゼミ生のエネルギー消費を様々な条件下で測定する。
21[対面/face to face]:ヒューマンカロリメーターによる測定 ②
前回行えなかったゼミ生の運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定する。
22[対面/face to face]:ヒューマンカロリメーター による測定結果の分析
運動や身体活動に伴うエネルギー消費の測定結果を分析する。
23[対面/face to face]:ヒューマンカロリメーター による測定結果の比較検討
運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定・分析した結果を比較検討する。
24[対面/face to face]:研究進捗報告会
[演習]前回から進捗させた3年生の研究発表
25[対面/face to face]:Book Club ⑤
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。
26[対面/face to face]:スポーツ栄養の基礎
[講義] 栄養調査の方法論、エネルギーバランス、減量・バルクアップの機序について正確に理解する。
27[対面/face to face]:栄養調査分析
[実習] 栄養調査・分析を行う。
28[対面/face to face]:栄養調査結果発表
[演習] 栄養調査・分析の結果発表。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
① 課題図書・文献のレビュー作成
② データ解析
③ 学外研究会への参加本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
【注意】専門演習Ⅲで取り組む卒業研究に関して、年度末の2月上旬までに具体的で実現可能な研究計画書を提出すること。研究計画書の作成は原則的に個別指導となるので、授業時間以外に積極的に担当教員と相談をする時間を設けること。相談の時間は事前に調整して決めること。提出締め切り直前に慌てて準備しても決して成就しないため、十分に準備を行うこと。
テキスト(教科書)Textbooks
・近藤克則.『研究の育て方: ゴールとプロセスの「見える化」』医学書院.(2018)※資料室収蔵:3冊あり。ゼミ生においては専門演習Ⅰ・Ⅱを通して本書を読破することを強く勧める
・Benardot D. "ACSM's Nutrition for Exercise Science" (Wolters Kluwer, 2018) ※アスリートのエネルギー代謝に関する最重要テキストである。資料室収蔵
参考書References
・Powers S, Howley E. "Exercise Physiology: Theory and Application to Fitness and Performance." McGraw-Hill Humanities; 11th ed. (2020) ※研究室収蔵、ただし旧版および10版の翻訳本(『パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用』)は資料室にあり
・Wilmore JH, Costill D, Kenney WL. "Physiology of Sport and Exercise" Human Kinetics ; 7th ed. (2019) ※研究室収蔵、ただし旧版は資料室にあり
・McArdle WD, Katch FI, Katch VL. "Sports and Exercise Nutrition" Lippincott Williams & Wilkins; 5th ed (2019) ※研究室収蔵、ただし第3版は資料室にあり
・Jeukendrup A, Gleeson M. "Sport Nutrition" Human Kinetics; 3rd ed. (2018) ※資料室収蔵
・ACSM's Nutrition for Exercise Science. (2018)※資料室収蔵
成績評価の方法と基準Grading criteria
① 【到達目標】にあるように「卒業研究テーマを確定し、遅くとも夏期休暇までに研究活動を開始する」ことが出来たか否か(60%)。
② 専門演習Ⅲで取り組む卒業研究に関して、年度末の2月上旬までに具体的で実現可能な研究計画書を提出すること。提出できなかった場合は専門演習Ⅱの成績はD判定となる可能性があり、かつ専門演習Ⅲの履修を認めない。
③ 参加の仕方・姿勢(5%):一つのテーマに関する一貫性のある参加と成果。発言、質問、議論を自ら進んで行った場合のみ「参加」と認める。成果はレポートなどで評価する。
④ 抄読会・Book Club(5%):評論・レビューの妥当性。論理的考察の有無。
⑤ プレゼンテーション(10%):発表のstructure、論理性。スライドの質。Non verbal communication skillの水準。
⑥ 実習参加(10%):実習参加、レポート作成を評価する。
⑦ 演習およびレポート作成(10%):科学的分析能力。
⑧ 授業外セミナー、研究会への参加(optional):各種セミナーや研究会への参加を追加的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特に改善を求める意見を得ていない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
実習によって得られたデータを授業支援システムにアップロードし、その分析を課題として課す場合がある。
その他の重要事項Others
授業の展開によって、若干の変更があり得る。
【実務の経験】臨床経験および医学研究歴を有する医師(日本スポーツ協会認定スポーツドクター、日本医師会健康認定スポーツ医)が授業を行う。
【どのように実務経験が授業に反映されるか】上記経験に基づき、「人を対象とする医学系研究」の最適な指導ができる。