スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
CLS300IA(外科系臨床医学 / Clinical surgery 300)スポーツ医学ASports Medicine A
【2018年度以降入学生対象】
瀬戸 宏明Hiroaki SETO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M2370 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2018年度以降入学生対象 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 ヘルスデザインコース専門科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Sports medicine is a branch of medicine that deals with the treatment and prevention of injuries related to sports.
A purpose of Sports Medicine A is to learn about pathophysiology, onset mechanism, the prevention and treatment about various sports dyskinesia related with internal medicine.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to understand about pathophysiology, pathogenesis, prevention, and treatment of sports injurie
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】
Final grade will be calculated according to the following process term-end examination (100%),
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生は、内科系医学分と関連する様々なスポーツ障害とその病態生理、発症機序、予防、治療について必要な知識を学ぶ。内容については各テーマと関連する基礎医学の内容も含む。
到達目標Goal
スポーツ障害の定義、概念を、科学的エビデンスに基づいて正確に理解することができる。スポーツ障害の病態生理、発症機序、予防、治療方法などの臨床的知識を習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則として各回ごとに完結するテーマを設定して講義形式で行う。
スポーツ医学は、解剖学、生化学、運動生理学など複数の分野の成果を包括的に活用して、スポーツ活動に伴う様々な医学的課題を扱う学問である。したがって、これまで習得してきた基礎医学・健康科学の知識を活用して内科系スポーツ障害の病態生理を理解していく。例として、突然死や貧血、熱中症、スポーツ心臓、女性のスポーツ医学、心臓リハビリテーション、メディカルチェック、などの発症機序や予防・治療法について、科学的エビデンスに基づき、より専門的・先端的に学ぶ。その他、内分泌学、免疫学の分野に含まれるテーマについても解説する。
社会情勢によってはオンライン授業に変更することもありうる。それにともなう各回の授業計画の変更については、学習支援システムなどでその都度提示する。具体的なオンライン授業の方法などを授業内掲示板などで提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:突然死とメディカルチェック
運動による突然死の原因疾患の疫学、病態生理、臨床知識の理解と、対策としてメディカルチェックの必要性について学習する。
2[対面/face to face]:メディカルチェックの実際
競技参加・運営と関連するメディカルチェックの実践・事例を紹介する。
3[対面/face to face]:心臓のスポーツ医学
スポーツ心臓、スポーツによる心臓への潜在的負担(cardiovascular drift、心房細動)、心臓リハビリテーション
4[対面/face to face]:免疫学の基礎
運動・身体活動と関連する基本的な免疫学について学習する。
5[対面/face to face]:運動時における免疫反応
運動による免疫力の低下および増強。運動と活性酸素。運動と感染症、癌。
6[対面/face to face]:熱中症と脱水
熱中症の定義・病態生理・臨床、脱水症、低ナトリウム血症、運動中の水分補給について学習。
7[対面/face to face]:スポーツに関連した内科疾患
スポーツに関連した内科的障害について解説する。
8[対面/face to face]:内科疾患における運動適性と参加可否
肝臓、腎臓、代謝疾患、神経疾患などを有する患者の運動の可否について学習する。
9[対面/face to face]:骨粗鬆症、sarcopeniaとスポーツ
骨粗鬆症、sarcopeniaについての医学的知識(病態生理・予防・治療)の習得。その予防におけるスポーツの役割、老化、アンチエイジングについて解説する。
10[対面/face to face]:女性のスポーツ医学
女性の運動、スポーツにおける固有の問題、すなわち女子アスリートの三徴、妊娠・月経とスポーツ、乳癌、更年期障害、乳房とパフォーマンスなどについて解説する。
11[対面/face to face]:リハビリテーションとスポーツ医学
一般的な運動療法、競技復帰前のアスレチックリハビリテーション、障害者スポーツについて学習。スポーツ医学分野に必要なリハビリテーション医学の実際を紹介する。
12[対面/face to face]:コンディショニングとスポーツ医学
コンディショニングにおいて重要なテーマであるオーバートレーニング症候群(Unexplained Under Performance Syndrome)
を例に挙げ、その医学的根拠について解説する。
13[対面/face to face]:小児のスポーツ医学
発育・発達期の特徴と発生メカニズム、疫学について学習。小児期に注意すべきスポーツ外傷や発育・発達を背景としたスポーツ障害について解説する。
14[対面/face to face]:総括・単位認定試験
講義内容の総括と単位認定試験をおこなう。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回:特に定めず
第2~14回:前回授業への取り組みと復習
参考書の予習と復習本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
各講義の約1週間前から授業支援システム上の「教材」に資料を掲載するので、受講者は指定参考書などを用いて事前学習をおこない授業やテストにのぞむこと。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めず
参考書References
日本体育協会指導者育成専門委員会スポーツドクター部会 『スポーツ医学研修ハンドブック 基本科目・ 応用科目』(文光堂、2005)
目崎 登 『スポーツ医学入門』(文光堂、2009)
宮永 豊、他 『アスレチックトレーナーのためのスポーツ医学』(文光堂、1998)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(原則100%)
講義各回に提示する重要点を中心に作成した複数の設問を、各テーマについて満遍なく網羅した試験問題によって評価をする。
オンライン授業の場合は毎回のテストの合計をもって評価とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
提示資料・スライドの説明を音声や映像を導入し、印象に残るような効果を導入する。
その他の重要事項Others
※授業の展開によって、若干の変更があり得る。
教員は整形外科医であり、スポーツ医学に長らく関わってきている。そのため現場で求められているものを授業で展開可能である。経験を活かし、内科系医学と関連する様々なスポーツ障害について講義する。
※大学の行動方針レベルが2となった場合,この授業はオンラインで行う場合がある。 そのため大学の行動方針レベルが変更となった場合は学習支援システムで伝達するので必ず各自で確認をおこなうこと。