スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
MAN100IA(経営学 / Management 100)経営学Business Management
新海 貴弘Takahiro SHINKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M0530 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
総合教育科目 視野形成科目(必修選択) |
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Outline (in English)
This class is designed for students who study business science for the first time to understand the basic knowledge of business administration.
This business management class will be focused on management strategy and organization theory with variety of case studies. It will help students to build a skill to observe how the management strategy affects corporate activity.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営学をはじめて学ぶ学生に経営学の基本的知識を身につけてもらうことを目標としています。経営学の研究対象である企業というものがどのような活動しているのかなど自分の生活と結びつけながら企業の活動を理解してもらい、今後、学生諸君が就職などにより企業などにおいて活動する場合に有益となるように企業の活動が経営学の理論とどのように結びつくのか、学生自身の考える力を養います。
本講義の到達目標を達成するために「経営戦略論」および「経営組織論」という分野を中心にしながら学習を進めていきます。この中で基本的用語や基本理論を学習して身につけてもらいます。
また経営学を身近な学問として感じながら、自分自身で考える能力を身につけてもらうために多くの事例を講義の中で取り上げながら学習してもらいます。講義内において各講義終了時に「感想・意見」の提出をしてもらい、個々の意見を簡潔に考えてまとめてもらいます。
「経営戦略論」および「経営組織論」を中心にしながら経営学とは何かということを理解してもらいながら学習を進めていきます。そのためには「経営戦略論」や「経営組織論」だけではなく企業や経営というものがいったいどのようなものかということを基礎的な部分についても事例を取り入れながら説明していきます。また経営学における基本的用語や経営理論は今後社会に出たあとも非常に役立つものと考えます。
講義においてはテキストを中心に進めていきますが、企業の動きは常にめまぐるしく変化し大きなトピックが現れます。そのような企業の動きを実感しながら経営学が非常に身近な学問ということを理解してもらいたいと考えていますので、講義では多くの事例を取り上げていきます。メディアなど含めて身のまわりにおいて経営学に関係する事例が多く見つかりますので意識してみてください。
到達目標Goal
経営学は企業活動という特定の領域を対象とした学問です。しかし私たちは企業が提供するモノやサービスを日々使用しており、非常に身近な学問とも言えます。学生にはこのような経営学を実際に身近に感じてもらいながら、その基本的知識を理解してもらうことが講義の目標です。
今後、学生が就職などにより企業において実際にモノやサービスを提供する機会が生まれる可能性があります。そのような場面において経営学の知識を有益に活用できるように学生自身で考える能力を養うことも目標としています。
学生には基本理論を習得することで基本的知識を身につけ、さらに企業の事例などを経営学の理論と結びつけ理解する能力を養ってもらいます。また学生には経営学や企業活動に関する基本的用語についても学習し、大学以外での生活において活用ができる知識を身につけてもらいます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義形態にて実施します。講義中には学生の意見を求める質問を投げかけながら、講義内容を理解してもらうことができるように努めます。
各講義終了時にリアクション・ペーパーにて個々の意見や感想を簡潔に考えまとめてもらい提出してもらいます。
各講義の資料を必ず用意しますので、講義前までに用意した資料を精読して参加してください。各講義の内容は資料で紹介されている内容を基礎として進めていきます。
経営学に関連する基礎用語または企業経営に関連する時事用語を調べる課題を出しますので、それぞれ各自で調べて提出してもらいます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:講義ガイダンス
講義の目標および経営学の内容、講義の進め方を説明。
2[対面/face to face]:経営学・企業経営とは
これから学ぶ経営学はどのような学問か、また企業とは何かということを考える。
3[対面/face to face]:企業の概要
企業とはどのようなものかその仕組み、法的制度について。
4[対面/face to face]:企業と従業員の関係
企業における従業員との関係について雇用制度を中心にしながら説明。
5[対面/face to face]:企業を取り巻く環境
企業を取り巻く環境、ステイクホルダーなどとの関係について。
6[対面/face to face]:経営戦略(1):経営戦略とは
企業が環境に対応するために戦略をたてる必要性について。
7[対面/face to face]:経営戦略(2):競争戦略の基本
戦略にはいくつかのタイプが存在する。その主要な戦略の概念について。
8[対面/face to face]:経営戦略(3):多角化戦略
企業が成長のために選択する多角化戦略の論理と方法について。
9[対面/face to face]:経営戦略(4):国際化戦略
国境を越えて企業が活動する理由、そしてそのマネジメントについて。
10[対面/face to face]:経営組織論(1):組織とは何か
組織とは何か。組織構造とそれが企業に与える影響について。
11[対面/face to face]:経営組織論(2):インセンティブシステム
組織を管理するうえで動機付けの重要性およびその論理と手法を紹介。
12[対面/face to face]:経営組織論(3):リーダーシップ
リーダーシップの在り方について。
13[対面/face to face]:経営学の展開
経営学の企業以外への適用、今後の企業活動について。
14[対面/face to face]:講義のまとめ
これまでの講義のまとめ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義前までに、用意した資料を読んでください。各講義の内容は資料で紹介されている内容を基礎として進めていきます。
経営学に関連する基礎用語または企業経営に関連する時事用語を調べる課題を出しますので、それぞれ各自で調べてもらいます。
講義の進行にあわせてレポートの作成をしてもらいます。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義ごとのテキストおよび資料を事前に用意して配布します。講義を受講する前にこれらの資料を確認して講義に参加してください。
参考書References
講義外の自主学習のために以下の著書をあげておきます。また講義中に他の参考書も紹介していきます。
・加護野忠雄・吉村典久編『1からの経営学 第3版』硯学舎、2021年3月。
・伊丹敬之・加護野忠雄『ゼミナール経営学入門 第3版』日本経済新聞社、2003年2月。
その他参考書については講義において紹介していきます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
本講義の成績は次の5点に基づいて評価します。
1.講義への参加(10%)
積極的な講義への参加が評価対象です。
2.リアクション・ペーパーの提出(10%)
講義終了時に講義内容への感想・意見などリアクション・ペーパーを提出してもらいます。
3.基礎用語・時事用語回答の提出(10%)
講義ごとに経営学に関連する基礎用語または企業経営に関連する時事用語を調べ提出してもらいます。
4.課題レポートの提出(30%)
講義の進行にあわせて3回のレポート作成を課題として出します。レポート作成を行い期限までに提出をすること。また講義内容をふまえてレポートが作成されているかを評価の対象とします。
5.期末レポート(40%)
講義内で学んだことを応用してレポートを作成します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
経営学の主体となる企業の活動を自分たちの生活と密接に関わっていると意識してもらえるように、講義内では企業活動の実例をさらに多く紹介して、学生が経営学また企業の活動が生活に関係しているという認識を高めてもらい、経営学に興味をもってもらう工夫をさらに行います。
講義を受講する学生が主体的に考え、意見を述べてもらう機会をこれまで以上に増やしていきたいと考えています。
毎年講義中に提出してもらっているリアクションペーパーに書かれている意見や要望などを参考に講義内容の改善に努めています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・学習支援システムを利用して独自テキストや配布資料の確認、課題提出を行ってもらいます。
その他の重要事項Others
・企業において株主総会を中心としたIR業務に従事しながら、全社的に横断する業務を担当する。これらの経験をもとに企業の経営全般に関する事項を学生に伝えていきます。
・現在、自身でWEBマーケティング、WEB制作、ECなどを中心とした事業を行っており、それらから得た知識や経験から実際の経営活動を学生に紹介していきます。