生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
AGC200YD(農芸化学 / Agricultural chemistry 200)フードセイフティ論Food Safety
川本 伸一、八戸 真弓
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H8017 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生:教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category |
応用植物科学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces an overview of the measures and characteristics of hazards (chemical substances, natural poisons, microorganisms, radioactivity etc.), and also the concept of risk analysis important for securing food safety. The aim of this course is to help students deepen the understanding of food safety and food security, based on these knowledge.
Final grade will be calculated according to the following process. Each lecture's short report (20%), Attendance rate for all lectures (40%) and a final comprehensive report (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
食品の安全性確保に重要な危害要因(化学物質、自然毒、微生物、放射能など)の特性とリスク低減対策の概要について学ぶ。また、対策の基本となるリスク分析の考え方を理解する。これらの知識をもとに、食品安全や食料安全保障についての理解を深める。
到達目標Goal
食品安全は単に食品衛生上の技術問題の解決だけでは達成できないことを理解する。行政とフードチェーン(生産・加工・流通・販売・消費)に係わる全ての関係者(ステークホルダー)の意思疎通および連携・協力が食品安全問題の解決には必要不可欠であることを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
農作物の残留農薬、カビ毒汚染問題や有害微生物による大規模食中毒事件の発生など食品安全問題は消費者の関心が高い。食品安全を確保するためには、従来の食品衛生上の品質管理手法に加え、国際的な取組としてのリスク分析導入によるリスク評価、リスク管理およびリスクコミュニケーションが重要である。政策上も重要な課題となっている食品安全について、その背景と現状、将来の方向性について論議する。
課題等の提出・フィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:食品安全総論(1)
食品安全に関する国際認識と国際機関、日本の食品安全行政(関連法令・関連省庁)
第2回[対面/face to face]:食品安全総論(2)
危害要因とリスク、リスク分析
第3回[対面/face to face]:食品安全各論(1)
食中毒の発生状況、微生物性食中毒(1)
第4回[対面/face to face]:食品安全各論(2)
微生物性食中毒(2)、寄生虫食中毒
第5回[対面/face to face]:食品安全各論(3)
食品の微生物制御と衛生管理
第6回[対面/face to face]:食品安全各論(4)
自然毒(植物性・動物性)、有害化学物質(かび毒、アクリルアミド等)
第7回[対面/face to face]:食品安全各論(5)
農薬
第8回[対面/face to face]:食品安全各論(6)
食品添加物、食物アレルギー、放射線照射食品、遺伝子組み換え食品
第9回[対面/face to face]:食品安全各論(7)
食品表示、JAS規格
第10回[対面/face to face]:食品安全各論(8)
放射能の基礎知識
第11回[対面/face to face]:食品安全各論(9)
食品の放射能汚染1(農業における汚染)
第12回[対面/face to face]:食品安全各論(10)
食品の放射能汚染2(加工食品の汚染)
第13回[対面/face to face]:食品安全各論(11)
原発事故後の農産物放射能汚染への緊急対応
第14回[対面/face to face]:食品安全各論(12)
食品安全行政とレギュラトリーサイエンス
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】マスコミに取り上げられる食品安全問題に関してはその内容、背景などの理解に努める。
テキスト(教科書)Textbooks
その都度、必要に応じて資料を配布する。
参考書References
食品衛生学 補訂版(新スタンダード栄養・食物シリーズ8)
ISBNコード(ハイフンなし):9784807916795
出版社:東京化学同人
成績評価の方法と基準Grading criteria
受講姿勢(講義ごとの小テスト等20%、出席率40%)及び最終総合レポート(各教官からの複数課題に関するレポート作成、40%)により総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし