理工学部Faculty of Science and Engineering
INE100XB(総合工学 / Integrated engineering 100)航空宇宙工学入門Introduction to Aerospace Engineering
白井 一弘,広崎 朋史
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5010 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this class is to achieve the basic knowledge of aerospace engineering, related with aircraft and space craft technologies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、航空工学および宇宙工学の基礎分野について、理論と実際の観点から各専門領域への礎となる基本概要を習得することを目的とする。
到達目標Goal
航空宇宙分野に携わる者が知るべき基本的な概要を理解する。
前半は、航空技術を習得するために必要な基礎となる技術知識(航空力学、エンジン、機体構造、装備システム、航空機の運用、設計概論、関連法規)を学び、後半はロケット・衛星に関する技術を習得するために必要な基礎となる技術知識(ロケット工学、衛星工学、宇宙環境、宇宙利用)について学ぶ。また、これらを推進するためのプロジェクトマネージメント概要についても学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
業界の最新情報を含めた講義形式とするが、適時、質疑によって受講生の疑問にフィードバックを行う。授業内での課題についても都度講評フィードバックすると共に、最終授業では講義内容のまとめや復習をおこない、講評や解説も行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:航空宇宙工学の概要
・航空宇宙工学とは何か
・航空機の変遷
・航空機の開発
第2回:航空機力学
・航空力学基礎
・飛行力学の実際
第3回:航空機エンジン
・航空機のエンジン基礎
・熱力学とエンジン
第4回:航空機の構造
・航空機の構造基礎
・材料力学と機体構造
第5回:航空機のシステム
・航空機の装備品基礎
・航空機システム概要
第6回:航空機運用
・航空機の運用基礎
・航空機の航法
・航空機整備
第7回:航空機設計
・航空機設計の基礎
・設計概論
第8回:航空機関連法規
・航空機設計に係わる関連法規
・製造・品質管理に係わる関連法規
・運用管理に係わる関連法規
第9回:シュミレーター概論
・シュミレーターの概要
・シュミレーターの設計・運用
第10回:大気および宇宙環境
・標準大気
・高層大気圏
・宇宙環境
第11回:ロケット、宇宙機概論
・ロケット、宇宙機の歩み
・ロケット、宇宙機の構成
・ロケット推進
第12回:宇宙飛行(1)
・ロケットの性能
・多段ロケット
・人工衛星の軌道
第13回:宇宙飛行(2)
・地球から見た人工衛星の運動
・再突入の問題
・宇宙利用
第14回:航空宇宙プロジェクト
運用
・組織運用
・プロジェクトマネージメント
・運用体制の確立
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業の内容で興味ある項目について、参考文献として明示した各種資料で、より深く学ぶ。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。講義時に配布する。
参考書References
航空工学:「よくわかる航空力学の基本[第2版]」 (飯野明著、秀和システム)
航空実用辞典【改定新版】」 (日本航空広報部 アサヒソノラマ)
「飛行力学の実際」 (内藤子生著、日本航空整備協会)
ジェットエンジンの仕組み (吉中司著 講談社)
航空機設計法 (李家賢一著 コロナ社)
航空機整備における品質の確保と改善の方法
(斎藤昌彦編 航空技術協会)
「シュミレーターのよもやばなし」
(菅本真一 航空技術 No.618 2006年9月号)
宇宙工学:「はじめての宇宙工学」(鈴木弘一著、森北出版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、期末試験と平常点で行う。期末試験80%、平常点20%とする。本授業において設定した達成目標の60%以上に達した学生を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基礎知識の学習を主な内容とするが、最新の科学的・技術的知見も紹介する。