理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC100XB(機械工学 / Mechanical engineering 100)機械要素Machine Element
御法川 学Minorikawa GAKU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
This lecture is basic course for beginners in mechanical engineering to learn basic function and specification of machine elements that consist industrial machine with safety, reliability, economy, work efficiency and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、安全性、信頼性、経済性、作業効率などに優れた機械を設計できる能力を養うため、機械要素に関する、材料、設計原理、設計法、規則を網羅的に学び、ものづくりのスペシャリストを目指す機械系学生が、工業製品に対してどのような視点で取り組むべきかを習得する重要な基礎科目である。
到達目標Goal
1. 基本的な機械要素の名称と機能を覚える
2. 設計計算の基本的な流れを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ねじ、リベット、溶接といった締結部品、軸、キー、軸受、軸継手、歯車、ベルトといった動力伝達部品、標準部品や工具など、機械要素に関する基本的知識、強度計算、用途などを、演習を多く取り入れて履修する。
提出された課題に対して適宜フィードバックを行うとともに、その後の講義内容に対して反映する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1章 ①:イントロダクション
機械設計エンジニアとしての心得
授業の進め方について
機械設計とは
機械工学との関係
機械設計の要点など
規格など
第2章:機械は何からできているか
材料の選択、材料の種類と名称、材料試験など
第3章 ①:壊れない機械を作る
応力とひずみ、弾性係数、曲げモーメント、トルク、断面係数など
第3章 ②:壊れない機械を作る
許容応力、安全率、寿命など
第4章:機械を組み立てる・仕上げる
寸法公差、はめ合い、幾何公差、表面粗さなど
第5章:部品をつなぐ
ねじ、ボルト、ナット、座金、ねじ工具、ねじの強度計算など
第6章:動力を伝達する
(軸とトルク)
軸とトルク、ねじり(トルク)による軸径の計算など
第6章 ②:動力を伝達する
(軸の曲げ、たわみ)
荷重による曲げモーメント、たわみによる軸径の計算、振れ回りによる危険速度など
第7章:動力を伝達する
(歯車の種類と加工)
歯車の種類、モジュール、歯車の加工、かみ合い、歯車伝動装置の種類など
第7章 ②:動力を伝達する
(歯車の強度)
歯車の強度、歯車伝動装置の設計演習など
第8章:動力を伝達する
(クラッチ・ブレーキ)
クラッチの種類、ブレーキの種類、設計など
第9章:動力を伝達する
(ベルト・チェーン伝動)
ベルト伝動の種類と設計、チェーン伝動の設計など
第10章:部品を滑らかに動かす
軸受の種類、軸受の選定、寿命計算、シールの種類など
第11章:力を受け止める、伝える
ばね、カム、リンク機構など
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】毎回の授業を復習すること。
履修内容を実際の工業製品、機械部品に当てはめてみること。
テキスト(教科書)Textbooks
講義資料を配布
参考書References
吉沢武男著 「機械要素設計」裳華房
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価方法;演習で20%、期末試験で80%
評価基準;達成目標を60%以上達成した学生を合格とする
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
資料の内容改善、課題の解答配布など改善する
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
機械要素の構造の理解を深めるため、必要に応じてプロジェクターを用いる
その他の重要事項Others
国内外での企業実務経験、海外大学での研究経験を持つ教員が、その経験を活かし、研究や実務面での応用を踏まえた上で講義を行う。