理工学部Faculty of Science and Engineering
INE200XC(総合工学 / Integrated engineering 200)航空気象Aviation Weather
坂井 米雄Yoneo SAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H4512 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科航空操縦学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Weather is an important factor that influences aircraft performance and flying safety.
This class explains basic weather theory and helps you gain a good understanding of how weather affects flying activities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
気象は、航空機の性能と飛行の安全性に影響を与える重要な要素である。この科目では、基本的な気象理論について学習し、気象が航空機の運航にどのように影響するか理解する。
到達目標Goal
航空機の運航に影響を及ぼす気象、並びに気象機関から提供される気象情報を活用するために必要な基礎知識を修得する。更に、これらの学習を通じて、航空局の実施する自家用操縦士技能証明の学科試験に合格するために必要な知識を修得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
気象情報を航空機の運航に活用する基礎を構築するために、配布資料を用いた講義方式で気象学の基礎を体系的に学ぶ。
最終授業で、操縦士国家試験の過去問演習及び解説をとおして、前13回までの講義内容のまとめを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:地球の大気と熱
大気の組成、鉛直構造、標準大気及び熱と温度の概念について
2:大気圧と高度計
真高度、気温及び気圧の関係について
3:水と大気の安定度
水の相変化、熱エネルギー及び大気の安定性判別について
4:雲、降水及び視程障害現象
雲や霧の形成、降水過程及び視程障害の要因について
5:風(大気の運動)
理論上の風、ジェットストリーム、局地風について
6:気団、前線及び高低気圧
気団、前線の分類及び日本に影響する高低気圧について
7:乱気流、着氷、雷雨及び火山灰
乱気流、着氷及び雷雨発生のメカニズム及び火山灰の航空機への影響について
8:観測と通報
各気象観測及び通報の概要について
9:飛行場の実況及び予報
METAR/SPECI及びTAFについて
10:地上天気図
天気図に表示される記号とその内容及び解析のポイントについて
11:高層天気図
各定圧面天気図に表示される記号とその内容及び解析のポイントについて
12:断面図
断面図に表示される記号とその内容及び解析のポイントについて
13:航空気象予報向けの予想図
極東域予想図、空港、空域の情報について
14:国家試験対策
自家用操縦士国家試験問題演習
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業は、専門的であり短期に広範囲を学習するため、準備・復習時間は各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特定の教科書は使用しない。
参考書References
図解・気象学入門, 著:古川 武彦 著:大木 勇人, 講談社ブルーバックス, 2011年, ¥1,080円(税別)
図解入門最新気象学のキホンがよ~くわかる本[第3版], 岩槻秀明 著, 秀和システム, ¥2,300(税別)
AIM-JAPAN(日本語版)[2020年 前期版], AIM-JAPAN編纂協会 編,国土交通省航空局 監修,気象庁 監修, 日本航空機操縦士協会, ¥5,500円(税込)
成績評価の方法と基準Grading criteria
2回目以降の授業で提出する課題(20%)及び期末テスト(80%)で理解度を評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
余裕を持った資料の配布
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン(Word、Excel、PowerPoint、PDFの閲覧・作成)、容量制限のない通信環境