現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)認知心理学特講Special Lecture on Cognitive Psychology
藤島 雄磨Fujishima Yuma
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1609 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多現福‐301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
2018年度以降入学者のみ受講可能。2017年度以前入学者は「N6609 認知心理学特講」を受講すること。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
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Outline (in English)
[Course outline]
In this class, we will take up applied aspects of cognitive psychology that were not covered in "Perceptual and Cognitive Psychology," and developmental themes and topics related to the connection with other psychology or other academic fields (cognitive science) to acquire a broad and applied perspective on human perception and cognitive functions.
[Learning Objectives]
By the end of the course, students are expected to be able to:
1) Expand understandings of the mechanisms of human cognition and thought and their disorders.
2) Outline the connections between cognitive psychology and other psychologies.
3) Outline the connections between cognitive psychology and other disciplines.
[Learning activities outside of classroom]
Reading through the material in advance as preparatory study will help you understand the class content better.
After the class, review the material and ask questions to the class instructor or read related books if you are interested in the material to deepen your understanding.
The standard preparation and review time for this class is two hours each.
[Grading Criteria /Policies]
Evaluation will be based on the status and content of the reaction papers submitted after each class (50%) and the final report assignment (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、認知心理学の応用的側面、他の心理学あるいは他の学問領域とのつながり(認知科学)にかかわる発展的なテーマ・トピックスをとりあげ、人間の知覚・認知機能についての広く応用的な視点を身につけます。
到達目標Goal
1) 人の認知・思考等の機序及びその障害について発展的に理解できる。
2) 認知心理学と他の心理学のつながりについて概説できる。
3) 認知心理学と他の学問領域とのつながりについて概説できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式です。各回ごとにリアクションペーパーの提出を求め、学習内容をふりかえります。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
なお、授業の展開によって、授業計画には若干の変更があり得ます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第 1回[対面/face to face]:イントロダクション
授業方針・授業内容の説明
第 2回[対面/face to face]:認知と学習・言語
メタ認知をはじめとして、認知と学習・言語の関連性について触れます。
第 3回[対面/face to face]:認知と身体
身体イメージや身体スキーマなどを挙げ、認知と身体の関連性について触れます。
第 4回[対面/face to face]:認知と運動・行為
運動前野や前頭前野など、神経生理学との関連性について取り上げつつ、認知と運動・行為の関連性に触れます。
第 5回[対面/face to face]:認知と感情
情動二要因説、認知的評価理論、感情ネットワーなどをはじめとし、認知と感情がどのように影響し合うか紹介します。
第 6回[対面/face to face]:認知の個人差
知能検査や認知機能検査、パーソナリティなどの側面から、認知の個人差をどのように捉えるかについて、理解を深めます。
第 7回[対面/face to face]:認知と社会
帰属過程、社会的推論 ステレオタイプなどを取り上げつつ、認知と社会の関連性に触れます。
第 8回[対面/face to face]:認知の発達
視覚認知の発達、記憶や概念形成の発達、言語発達などがどのようになされるかについて紹介します。
第 9回[対面/face to face]:認知と障害
主に高次脳機能障害について取り上げ、神経心理学の側面から、認知と障害の関連性について触れます。
第10回[対面/face to face]:認知と臨床心理学
理論や技法を紹介しつつつ、認知心理学の知見が臨床現場でどのように活かされているかを学びます。
第11回[対面/face to face]:認知と脳神経科学
脳機能計測技術などを取り上げつつ、脳神経科学の側面から、認知についての理解を深めます。
第12回[対面/face to face]:認知と工学・情報科学
ヒューマン・エラー、ユニバーサルデザインなどを取り上げつつ、認知と情報処理、認知と工学の関連性について考えます。
第13回[対面/face to face]:認知と進化・文化
進化心理学、認知人類学文化心理学などの側面から、認知の特異性について考えます。
第14回[対面/face to face]:まとめと解説,期末課題の提出
授業全体のまとめと解説。期末課題の提出。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習として資料にあらかじめ目を通しておくと、授業内容の理解が深まります。
授業後には、資料をもとに復習し、関心をもった点は、授業担当者に質問する、関連する書籍を読むなどをすると、理解がいっそう深まります。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
各回の内容ごとに、関連する参考図書を適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
(各回授業終了後のリアクションの提出状況・内容を含む)平常点(40%),および期末レポート課題(60%)により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
「知覚・認知心理学」に関する基礎的な知識を身に着けた上で、受講することを推奨します。