現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)心理測定法Psychological Resarch
伊藤 尚枝Hisae ITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1607 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多現福‐コンピ実 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 抽選科目。2017年度以前入学者は科目名称・授業コードが異なる(心理学測定法Ⅱ/N6607)ため注意。同一名称科目については1クラスのみ履修可能。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
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Outline (in English)
【Course outline】
To collect human attitudes, psychology, and values as scientific data, we have four methods: survey, observation, experimentation, and testing. This course focuses on the survey, especially the questionnaire survey method. Students will learn processes from planning questionnaires to conducting surveys practically through lectures and practical training. In addition, they will acquire skills of analyzing and interpreting the data and presenting the results.
【Learning Objectives】
By the end of this course, students should be able to:
(1)acquire basic research procedures using the questionnaire survey method,
(2)analyze questionnaire data by using statistical software, and
(3)summarize the data in papers and present the results to the students.
【Learning activities outside of classroom】
In class, students work together in groups to create questionnaires, analyze the data and prepare for the presentation. Therefore, students are expected to prepare for each class, including searching for previous studies and reading relevant papers. This class’s standard preparation and review time is 1 hour a week, respectively.
【Grading Criteria】
Grades are based on (1) class activities (30%), (2) presentations and assignments (30%), and (3) a term paper (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間の態度や心理、価値観などを科学的なデータとして収集する方法には、調査、観察、実験、検査(テスト)があります。本授業では、このうち調査を取り上げ、調査の中でも質問紙調査法に焦点を当てて学習します。質問紙調査法の計画から調査実施までのプロセスと、データの分析と解釈、結果のプレゼンテーションを、それぞれ講義と演習によって実践的に学びます。
到達目標Goal
以下の3点を到達目標とします。
(1)質問紙調査法による基本的な研究手順を習得する。
(2)質問紙のデータを、統計ソフトJASPで分析できる。
(3)調査した結果を、レポートや論文の形式に準拠して記述・発表できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(1)各回の授業では、前半は教員による講義、後半は学生グループによる演習を行います。
(2)演習は、4~6名程度のグループ活動で進めます。グループ活動の内容は、調査やデータ分析に関するディスカッション、プレゼンテーション、調査の実施(質問紙の配布・回収)などです。
(3)演習の内容により、個人課題として、課題やリアクションペーパーの記入を求めることがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
質問紙調査法の目的と意義/グループ分け
第2回[対面/face to face]:研究仮説の構成
研究テーマの見つけ方/文献の探し方
第3回[対面/face to face]:質問紙の作成1
質問紙(心理測定尺度)の反応形式とデータの水準
第4回[対面/face to face]:質問紙の作成2
質問文の作成基準
第5回[対面/face to face]:予備調査の実施
質問紙の配布と回収
第6回[対面/face to face]:質問文の選定
質問紙の表紙(フェイスシート)の作成
第7回[対面/face to face]:質問紙の評価
心理測定尺度の妥当性と信頼性
第8回[対面/face to face]:本調査の実施
質問紙の配布と回収
第9回[対面/face to face]:データの整理1
データクリーニング/単純集計
第10回[対面/face to face]:データの整理2
データの統計分析(因子分析の実行)
第11回[対面/face to face]:発表準備1
結果の整理、考察
第12回[対面/face to face]:発表準備2
発表スライドと発表資料の作成
第13回[対面/face to face]:報告会1
各グループの研究発表
第14回[対面/face to face]:報告会2
各グループの研究発表/総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
質問紙の作成や、データーの分析、発表資料の作成など、グループで作業してもらいます。これらグループでの作業を円滑に進めるために、先行研究を検索したり、文献を読むことは各自で積極的に行ってください。本授業の準備学習・復習時間は各1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストはありません。
授業中に、適宜プリントを配布します。
参考書References
藤原雅彦・宮下一博・大野木裕明・中沢潤(編)「心理学マニュアル質問紙法」 北大路書房
宮本聡介・宇井美代子(編)「質問紙調査と心理測定尺度 計画から実施・解析まで」サイエンス社
成績評価の方法と基準Grading criteria
グループ活動やディスカッションを含めた授業への積極的な参加態度(30%)、プレゼンテーションと課題の提出およびその内容(30%)、最終レポート(40%)で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
質問紙のデータ分析に用いるJASPやエクセルの操作を、もう少し解説して欲しいという要望がありました。分析方法の授業の中で、JASPやエクセルの操作をわかりやすく解説したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
個人のノートパソコンを持参してもらう場合があります。授業中の指示に従ってください。
その他の重要事項Others
※初回授業で演習のグループ分けを行うので、必ず出席してください。
※グループ活動による演習があるので、毎回の出席を求めます。出席回数が3分の2以上を満たしていない場合には、単位の認定は行いません。
※質問等は、授業中に教室にて受け付けます。