現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)学習・言語心理学Psychology of Learning and Language
金子 真人Masato KANEKO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1604 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多現福‐福302 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 2018年度以降入学者のみ受講可能。2017年度以前入学者は「N6604 学習心理学」を受講すること。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 認知・学習心理分野 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline: The goal of this lecture is to have various knowledge about learning psychology close to everyday life. In addition, we aim to deepen learning as a language psychology such as learning mechanism in acquiring words in specific human learning activities.
Learning Objectives: The goal of this course is to be able to explain basic terms with concrete examples.
Learning activities outside of classroom: Take a lecture on general psychology in advance to deepen your basic understanding of psychology.
Grading Criteria /Policy: Your overall grade in the class will be decided based on the following Term-end examination: 60%、in class contribution: 40%.
Work to be done outside of class is need to 2 hours.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の到達目標は、学習心理学に関するさまざまな知見が日常生活の中で身近に存在すること、また身近な学習心理のメカニズムを実感し体験することにある。また、人の学習活動の中で特異的であることばの習得における学習の機序を言語心理学として学びを深めることを目的とする。
到達目標Goal
学習・言語心理学では、基本的な用語の基礎的理解が理解が求められる。基礎的用語を具体的な例を挙げて説明できることが目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学習心理学の方法と知見は、人間のさまざまな行動メカニズムを理解する上で大いに役立ち、また経験してきたことでもある。基本的な学習・言語心理学の面白さが伝わるような講義にしたいと考える。同様に、「ことば」は人に固有の独特なメカニズムによって習得されていくことを多面的に説明していきたい。
なお講義はパワーポイントを利用する予定である。課題に対しては、授業内やHoppii等を活用してフィードバックを行う予定にしています。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:学習心理学とは
学習心理学の概説を通して学習心理学を大きく2つの理論的背景に分けて進めていく。
第2回[対面/face to face]:古典的条件づけとは
「反射」の概念を通して条件づけを考える。
第3回[対面/face to face]:古典的条件づけとその応用
日常生活にある古典的条件づけを考える。
第4回[対面/face to face]:オペラント条件づけとは,
「自発的」行動を基にした条件づけを考える。
第5回[対面/face to face]:オペラント条件づけとその応用
日常生活にあるオペラント条件づけを考える。
第6回[対面/face to face]:社会的学習と問題解決
人間の学習の特性を考え、モデリング理論の基礎を学ぶ。また、問題解決学習を日常生活で直面する問題と対比しながら基礎を学ぶ。
第7回[対面/face to face]:脳とことばの学習
人間の行動は脳の機能的な働きに依存していることを理解する。
第8回[対面/face to face]:言語の生得的な獲得
人間特有な言語の発達を霊長類の実験と対比しながら学ぶ。
第9回[対面/face to face]:言語の習得
人間特有な言語の発達と言語の障害について学ぶ。
第10回[対面/face to face]:読み書き
ことばを話すことと、読むことは大きく相違することを学ぶ。
第11回[対面/face to face]:言語障害:失語症
脳の優位半球と言語機能の関係について学ぶ。
第12回[対面/face to face]:学習障害;発達性ディスレクシア(発達性読み書き障害)
学習障害の本質を理解する。
第13回[対面/face to face]:記憶と忘却;記憶障害
記憶の基本的な概念を学ぶ。
第14回[対面/face to face]:まとめおよび試験
学習心理学と認知心理学、そして言語心理学の狭間を概観する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に一般心理学の講義を受講し心理学の基礎的理解を深めておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・「グラフィック 学習心理学 行動と認知」 サイエンス社
参考書References
レジメなどは必要に応じて適宜配布・紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①平常点
②試験方法 定期試験を実施する。
③採点基準 定期試験60%、授業への積極的参加などの平常点を40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
パワーポイントなどが見にくいことがあるので、前方席への着席をお願いする。また、講義内ではレジメを配布するがレジメの文字が小さいこともある。講義中に内容を理解し積極的に質問をしてもらいたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし